NATURAL SOUND

音楽の話を中心に、日々のできごと‥

KOH-HAKU

2012年12月31日 23時12分14秒 | ブログ
P1080116大晦日にはだいたい紅白を見ます。前にも書いたかもしれませんが、紅白は年に一度の大ライヴですので見所、聴き所も多いですね。昔の名前で出ている人も、「それはそれで楽しい」という視聴者もいるわけですし、ま、いいんじゃないですか、と。で、今年のベスト・パフォーマンスですが、まだ番組終わっていないけど「桃色クローヴァーZ」が良かった!皆さん!良いお年を!




SYMPHONY NO.9

2012年12月30日 13時10分53秒 | ブログ
Dsc_0665カラヤンの第9。DVD盤です。既に35年も前のもので、シントゥ、バルツァ、コロ、ダムの四人。ほぼ同じ時期のレコードでは合唱がウィーン楽友協会でしたが、このDVDではベルリン・ドイツ・オペラ合唱団、指揮がW・H・グロルです。最新の録音技術や映像技術にとても興味のあったカラヤンだから、今ならハイビジョン(16:9画面)で残したでしょう。それほどこの期間の技術の進化はめざましく、今見ると映像も物足らないですが、演奏は素晴らしい。個人的にはこの曲のテンポはカラヤンがいちばんしっくりきます。




RENGA

2012年12月29日 23時10分02秒 | ブログ
Photo連休に入ったので、少しずつシモキタ氏のジャズ喫茶マッチコレクションを整理し始めましたが、いや~懐かしいマッチが出てきたので掲載します。この「煉瓦」というジャズ喫茶は70年代の中頃、北海道は稚内にあった店。ユースホステルのヘルパーをやっていた頃に、休憩時間や消灯後に行きました。ユースのペアレントさんがジャズ好きで、教えていただいた店でした。「懐かしいなぁ」っていう人、結構いらっしゃるのでは?




WATASHI WO SHIRANAIDE

2012年12月28日 00時23分30秒 | ブログ
Watashiwoライトノヴェルに近い印象ですが、この人うまいですね。ミステリと言っても人が殺されるわけでもないし、誘拐事件も起きないし‥。とはいうものの少女「キヨコ」が魅力的で、その謎めいた行動や発言にひきこまれてしまい一気読みです。普通はその謎が解けて解決なのですが、この小説の結末の意外性はその謎にはない、というところも驚きでした。それにしてもこの結末、見事に伏線が張られていて、後から考えれば想像がつきそうな気もするのですが、まったく思いもよらなかった!読後の爽快感もなかなかのものでした。




DIRECTIONS

2012年12月26日 22時09分47秒 | ブログ
Directions1960年から70年までのマイルスの未発表録音を集めた、いわゆるオムニバス盤。G・エヴァンスとの「スケッチ・オブ~」から始まり「ライヴ・イーヴィル」までで、アルバムとしての統一感はありません。が、それは仕方ないですね。ジャケット写真では小さくて見づらいですが、参加しているミュージシャンがズラリと一覧になっています。聴きモノは何といってもアルバムタイトルになっている「DIRECTIONS」の1と2。マイルスもショーターも素晴らしいのですがJ・デジョネットが良いですね。圧倒的な演奏です。




FORT YAWUH

2012年12月25日 22時45分46秒 | ブログ
P10700381973年はキースの音楽が大きく定まった年と言えるような気がします。インパルスに録音された本作はヴィレッジ・ヴァンガードでのライヴ。D・レッドマンがテナーのほかミュゼット、マラカス、キースがタンバリンやソプラノサックス、そして多彩なパーカッションを使って色彩豊かな音楽を聴かせます。例によってキースのピアノはさまざまな表情を見せています。マイルス後の貴重なクインテットによる演奏であり、例のブレーメンとローザンヌでのソロ・コンサートが録音された年ということも考えながら聴くと興味深いですね。




FEELS LIKE HOME

2012年12月24日 21時02分30秒 | ブログ
P1080088ラヴィ・シャンカールが亡くなりましたね。92歳だったそうです。ところで訃報の記事を見ていてビックリしたのは私だけ?そうなんですか、N・ジョーンズって彼の娘なんですか?知りませんでした。皆さんご存じのことだったのでしょうか?へえ!
ところで私は彼女のアルバムはこれしか持っていませんが、彼女の独特のフィーリングは気に入っています。最初ジャズ・ヴォーカリストと聞いていたので「ジャズ・ヴォーカルでっか?」という感じでしたが、そういうことを気にしないで聴きましょう。




BRAHMS : SYMPHONY NO.1 op68

2012年12月17日 22時59分34秒 | ブログ
Ozawa昨年、カーネギー・ホールで録音されたライヴ。CDにはメンバーの名前がすべて記載されていて、それを見るとサイトウキネンも随分メンバーが変わりました。このオーケストラのブラームス1番といえば、結成初期に松本でのライヴをテレビで見ましたが、あの時の演奏は今回の録音と比べると若々しかったですね。どちらの演奏が良いということではありません。今回の演奏のほうが、音としては分厚い印象。大きく違うのはテンポで、特に第4楽章はかなりゆっくり。それはオザワの年輪を感じるようでもあり、とても愛おしい時間でもありました。




DARK KNIGHT RISES

2012年12月16日 23時11分41秒 | ブログ
Dark_knight_rises先週末から風邪気味なので、今夜は映画鑑賞。見たかった「ダーク・ナイト・ライジング」が新作で借りられたので、次男と見ました。出来は前作には及ばない印象(これは悪役の差だな)でしたが、面白かった。闇に浮かび上がるバットマンのマークにはやはり熱くなります。三部作の最後として、見事な完結編だと思いました。キャットウーマン、そしてゴードンの部下ブレイクに注目。




HOT TUNA

2012年12月14日 19時52分49秒 | ブログ
Hottuna1969年、ホット・ツナのバークレーでのライヴです。知人のF氏が勧めてくれてCDを貸してくれました。そもそもこのギターとベースは、かのJ・エアプレインのメンバーで、この録音は同バンドと平行して組んでいたユニットです。二人だけで演奏する全編ブルースのアルバムは、飽きるかな?と思いましたが、どうしてどうして抜群のテクニックもあって、最後まで一気に聴きました。それにしてもブルースは奥が深い。