NATURAL SOUND

音楽の話を中心に、日々のできごと‥

ONE STEP BEYOND

2011年09月29日 22時47分10秒 | ブログ
Jackie63年、ブルーノートに録音されたJ・マクリーンのリーダー作です。ピアノレスでヴァイブにB・ハッチャーソンが参加しています。これがなかなか良い。このレコードは若きT・ウィリアムスを世に送り出したことで知られています。この時トニーは17歳!一曲目の「Saturday & Sunday」を聴いてみてください。信じられません。マイルスがこれを聴いて自分のグループに引っ張ったというのは有名です。




EMPATHY

2011年09月28日 22時12分07秒 | ブログ
Empathyレーベルはヴァーヴ。でもB・エヴァンスは、当時まだリヴァーサイドにいて、もう一人のリーダーS・マンはコンテンポラリーでした。この録音以降、エヴァンスはヴァーヴに移籍します。このあたりの経緯はあまり資料がありませんが、プロデューサーがC・テイラーというところにポイントがありそうです。エヴァンスのプレイは相変わらず美しく、S・マンもまた、彼らしい。それだけにディスコグラフィーの中で特異な光を放っている作品です。




KAMAKURA BEACH FESTA 2011

2011年09月25日 21時11分21秒 | ブログ
Photo鎌倉ビーチフェスタの二日目に行ってきました。暑くもなく、天気もまあまあでした。子どもたちのフラダンスを見ていると、のんびりしてしまいます。




Photo_2サンドアートも作られていて、この砂の城はなかなか見事でした。




Photo_3東日本大震災の支援ということで、東北からもお店が出ていました。つぶ貝の串焼きが美味かったです。




ORANGE

2011年09月23日 21時32分26秒 | インポート
201109231422000我が家のみかんの木に実がなりました。植えてからほぼ10年近く経っての快挙。モグリバエとかいう害虫にやられて、一回は枯れそうになったくらいですから、なんとかここまでこぎつけました、という感慨がありますね。みかん色になったら食べたいと思います。




PLENTY OF HORN

2011年09月20日 23時15分16秒 | ブログ
Ted_curson「PRESENTS MINGUS」で冒頭にミンガスがメンバー紹介をしています。T・カーソンというと、真っ先にこのメンバー紹介の声を思い出します。本作はそれから一年後に録音されたカーソンの初リーダー作。メンバーから想像するほど革新的な演奏ではありませんが、ドルフィーとの共演、K・ドリューの参加、と興味は尽きません。何よりもレーベルが「OLD TOWN」という超マイナー・レーベルなので、一時期コレクター・マインドを刺激したアルバムです。




THE GREAT JAZZ TRIO AT THE VILLAGE VANGUARD VOL.2

2011年09月19日 22時55分54秒 | ブログ
Gjtグレイト・ジャズ・トリオのヴィレッジ・ヴァンガードでのライヴ第二集です。録音は第一集と同じ時だそうです。ご承知の通りプロデュースはイースト・ウィンドで、プロデューサーも日本人。C・パーカーの「CONFIRMATION」やマイルスの「NARDIS」といったオールドファンにはお馴染みの曲を取り上げていて楽しいですね。録音が恐ろしく良いのも魅力的。第一集に続いてのメジャー・リーグの写真を使ったジャケットもGOOD JOBではないでしょうか。




VISIONS

2011年09月18日 22時31分22秒 | ブログ
Takeshi私と同年代のアルト奏者伊東たけしが、T・スクエアから独立して発表したアルバム。ちょうどその頃テレビに出ていた伊東が一曲目の「MARBLES」を演奏しているのを聴いて、あんまりカッコよかったのでCDを購入してしまったわけです。D・サンボーンのようなビターな音色はとても私好み。メンバーは全員外国人で日本人は伊東だけ。プロデュースは日本人、というサウンドは、いかにも当時流行のタイトなフュージョン・サウンドです。




TRACKS

2011年09月17日 11時34分28秒 | ブログ
TracksMPSでのO・ピーターソンは円熟の境地に達した巨匠の風格があります。この当時45歳。加えて音質の良さはこのレーベルの魅力。オーディオチェック用に最適のレコードではないでしょうか?カートリッジの違いなど、良くわかります。本作はトリオではなくピーターソンのソロ(実はかなり珍しい)を堪能できます。「ジャ・ダ」のような古い曲や「ジャンゴ」のようなモダンの名曲、そしてスタンダードまで幅広い選曲でピアノを響かせるピーターソンに脱帽。




LIKE IN LOVE

2011年09月16日 22時35分58秒 | ブログ
NancyN・ウィルソン、59年のファースト・レコーディングです。当時彼女は22歳。バックを勤めるのはB・メイのオーケストラで、キャピトルとすれば破格の扱い。このアルバムでのナンシーは後年のちょっと持って回ったような節回しがなく、とてもキュートでフレッシュ。「歌うのが楽しくて仕方がない」という様子が微笑ましいですね。B-4の「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」は情緒たっぷりの名唱。ジャケット写真も可愛いです。