NATURAL SOUND

音楽の話を中心に、日々のできごと‥

LIVE AT VILLAGE VANGUARD

2014年04月29日 23時34分33秒 | ブログ
P1010389さて、これらのアルバムに共通するものは何でしょう。そう、すべてヴィレッジ・ヴァンガードでのライヴ録音です。空模様がはっきりしなかったので、「今日は一日ヴィレッジ・ヴァンガード三昧」を楽しみました。どれも名盤ですが、個人的にはやはりB・エヴァンスのトリオ録音です。写真にはありませんが、CDのコンプリート盤で聴くことができる未発表テイクは楽しめますね。




KATE & LEOPOLD

2014年04月27日 22時34分54秒 | ブログ
P1010381今日は映画を二本続けて見ました。一本目は「Kate & Leopold」。M・ライアンとH・ジャックマンの、タイムスリップ・ラブロマンス。H・ジャックマンはこういう役柄似合いますね。なかなか面白かったです。犬がいい味を出していました。M・ライアンの弟役は、どこかで見た俳優さんだと思いますが、結局思い出せませんでした。

P1010384もう一本は、とくに説明の必要ありません。偶然ですが、この映画で最も有名な「MOON RIVER」が前の映画で効果的に使われています。こちらは猫が準主役です。何回見ても、オードリーは可愛い。




WINTER FROST

2014年04月26日 23時30分42秒 | ブログ
FrostR.D.ウィングフィールドのフロスト警部シリーズはテレビでも放送されていますが、なかなか小説の味わいは出ません。今回の「冬のフロスト」も、例によって殺人、誘拐、死体遺棄、果てには枕カヴァー泥棒なども登場。加えて下品なジョークも満載です。謎解きがどうのこうのという向きにはおススメしませんが、やはりフロストは面白い。この人とにかく事件解決にまっしぐらというところが良いですね。今回は部下のモーガンが出色。管理職は大変だなぁ。




BEAUTY AND THE BEAT!

2014年04月20日 21時37分24秒 | ブログ
P1010295もちろんアルバムタイトルはJ・コクトーの「美女と野獣」にかけた洒落ですね。P・リーはいまひとつジャズ・シンガーというイメージに欠けるという人も多いようです。しかし、このアルバムを聴けば、そんなイメージは消えると思います。1959年にマイアミで行われたディスク・ジョッキー・コンヴェンションでのライヴ録音。ペギーも絶好調ならG・シアリング・クインテットもまた見事な演奏で、個人的にはP・リーのベスト・アルバムだと思います。




LONG AGO AND FAR AWAY

2014年04月19日 11時21分14秒 | ブログ
P1010380「歌は声」というあたりまえのことを思い出させてくれる、T・ベネットはそんな歌手です。F・シナトラのようなジャズ・フィーリングを持っていなくても、彼にはこの切なく、哀しい声があります。このアルバムは、F・デヴォルのアレンジ&オーケストラによるもので、正確な録音年はわかりませんが、モノラルなので、50年代後半かな?まだまだ現役のベネットですが、この頃の彼は抜群でした。「My Foolish Heart」や「Time After Time」などは涙モノ。懐かしいナンバー満載の素敵なアルバムです。




LULLABY OF BIRDLAND

2014年04月13日 20時03分33秒 | ブログ
P1010363先週の二枚組に続いて(再発に際してジャケットデザインも同じにしたんだと思います)、およそ1年後に録音されたG・シアリングの第二期クインテットの演奏が、この「バードランドの子守唄」です。大幅にメンバーが変わっているわけではなく、その時に応じて適当に変わっている感じですね。T・シールマンのハーモニカも聴けます。サウンドは前の二枚組と大きな変化はありません。趣味の良い楽しい演奏。G・シアリング全盛期を聴くなら、この三枚は必聴です。




SAYAKA SHOJI

2014年04月12日 21時32分05秒 | ブログ
P1010376今日は鎌倉芸術館で庄司紗矢香とM・プレスラーのデュオ。3階席しか取れませんでしたが、真正面。プログラムはモーツァルト、シューベルト、ブラームスで、それはそれは感動的なコンサートでした。圧巻はブラームスの「雨の歌」。端正で繊細。ピアノのプレスラーは1923年生まれで今年91歳!です。この二人、いくつ違うんだろう。円熟のピアノにみずみずしい庄司のヴァイオリンが絶妙のバランス。アンコールのドビュッシーにはやられました。




KOHTARO ISAKA

2014年04月12日 10時14分07秒 | ブログ
P1010353このところ「kindle」で本を購入することが多くなり、書店に足を向ける機会が少なくなっています。「これではいかん」と久しぶりに有隣堂へ。伊坂氏は仙台やその周辺を舞台にした作品が多く、昔住んでいたこともあって身近な舞台という感じ。新作は既に雑誌などで発表されていた短編と中編をまとめた作品集。個人的には黒沢の話が一番面白いです。クワガタを飼う男とのかみ合わない会話は結構笑えます。クワガタという昆虫についても詳しくなれました。首折り男でまとまる協奏曲になっているかどうかはともかく、例によって不思議なイサカ・ワールドが楽しめます。




JEAN LOUIS DENOIS

2014年04月06日 15時08分54秒 | ブログ
P1010369P1010368春なのでスパークリングを探しに湘南ワインセラーへ。出会ったのはジャン・ルイ・ディノワのブラン・ブラン・シャルドネ。以前にシャルドネがとても美味しかったので、さっそく購入。久しぶりにSさんのお宅で開けました。私の家ではスパークリング用のグラスがないので、Sさん宅のグラスで細かな泡立ちを鑑賞できたのは良かったです。ちなみに、ご主人が前の晩から仕込んでくれたローストビーフが素晴らしく、一緒に空けた赤ワインとぴったり。美味しいワインとごちそう、そして素晴らしい音楽の一日、Sさんありがとうございました。