NATURAL SOUND

音楽の話を中心に、日々のできごと‥

【N-Collection】 Bruce Hornsby

2015年11月29日 17時55分10秒 | ブログ
B・ホーンスビーという人について、この「The Range」というバンドでしか知りませんでしたが、長く幅広いキャリアのある人なんですね。この2枚は「The Range」時代のアルバムですが、結構その前後の作品も聴いてみたい気がしました。

Chickenfeed /The Tinder Box'

2015年11月29日 16時59分29秒 | ブログ
M・ウォルターズの、これは中編ですね。「Chickenfeed」の方は実話らしく、M・ウォルターズが独自の回答を用意したものです。「ふぅ~ん、なるほどね」みたいな印象。「The Tinder Box' 」は、これはもう抜群に面白い。面目躍如の作品です。入り組んだ人間関係を軸に、仰天の結末!ちょっと遡って「蛇の形」、購入しました。はまりそうです。最近はほとんど電子書籍なので、写真はネットから拝借。

VALSES

2015年11月29日 15時32分08秒 | ブログ
A・タローはフランスのピアニスト。1968年生まれですから今年47歳ですか。非常に上手いピアニストで、このハルモニア・ムンディのショパンのワルツでも、タッチが凄くきれい!ちょっと軽い印象もあるのですが、現代のショパンはこんな感じかもしれません。

【N-Collection】 GIVE MY REGARDS TO BROAD STREET

2015年11月29日 14時42分15秒 | ブログ
P・マッカートニーは来年74歳になりますね。このアルバムは、タッグ・オブ・ウォー(82年)、パイプス・オブ・ピース(83年)に続いて三年連続で発表されたもので、全英1位。G・マーティンプロデュース作です。同名映画のサウンドトラックだそうですが、映画は全然知りません。「イエスタディ」や「ヒア・ゼア・アンド・エヴリウェア」など、ビートルズナンバーの再録音が聴けるのも魅力。J・P・ジョーンズやR・スター、D・ギルモアといったゲストの参加もまた魅力。

【BEST TRACK】 BEBOP

2015年11月29日 12時22分06秒 | ブログ
Stan Getz / Dizzy Gillespie / Sonny Stitt - For Musicians Only - Bebop
ジャケット写真の左からS・ゲッツ、D・ガレスピー、S・スティット。ヴァーヴお得意の大物セッションです。しかしこのアルバムは屈指の作品ではないかしらね。みなさん絶好調!特にスティットが素晴らしく、ここではアルトを吹いているので、ガレスピーとの共演も興味深いです。ガレスピーも上手いなぁ。1956年、ジャズのベルエポックですね。

SYMPHONY IN D MINOR

2015年11月15日 12時42分47秒 | ブログ
フランクはベルギーの人ですが、フランス音楽の人です。作品の数は多くないのですが、イザイに捧げた印象的なヴァイオリン・ソナタや室内楽曲が有名。交響曲はこの一曲だけですが、非常に優れた作品です。フルトヴェングラーの演奏は歴史的名演ですが、今聴くとさすがに大時代的な印象も否めない。重厚という意味では、なかなかこれ以上の演奏はないでしょう。録音は1945年。フルトヴェングラーにとっても大きな意味を持つ年でした。こういう演奏にならざるを得ない年だったのかもしれません。

THE RETURN OF TAL FARLOW

2015年11月14日 11時27分16秒 | ブログ
50年代半ばのT・ファーロウの素晴らしさは良く知られています。とりわけ1956年の「タル」と「スウィンギング・ギター・オブ・タル・ファーロウ」はジャズ・ギターのバイブルですね。彼はその後長い隠遁生活に入ってしまいますが、本作はその復帰第一作。ピアノ・トリオと共演したカルテットです。マンドリンから入ってC・クリスチャンの影響を受けたという独特のスタイルや音色は健在で、見事な演奏です。個人的にはドラムがいないところで、ピアノの後ろで刻むタルのリズムが聴けないのが少し残念。というようなことを考えながら映像を漁っていたら凄いモノが見つかりました。「Fascinating Rhythm(魅惑のリズム)」T・ファーロウ、T・フラナガン、R・ミッチェルのギタートリオ。これぞジャズ!是非見てください。

KONZERT fur KLAVIER UND ORC. No.1

2015年11月14日 10時22分08秒 | ブログ
朝から雨。ずっとスピーカーの前に座っています。録画しておいたアルゲリッチ~広島響の「平和への祈り」コンサートで聴いたのはベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番。初期の作品ですが出版が遅かっただけで実は「2番」の位置づけ。なかなか聴く機会のない曲ですが傑作。第一楽章はベートーヴェンらしい長い導入部。広島響の演奏も上出来と思って聴いていたら、アルゲリッチの音が鳴り始めた途端、やはり世界が変わりますね。凄いな。緩徐楽章は独壇場です。第三楽章のオケをグイグイと引っ張る力も凄い。今年74歳。髪は真っ白になりましたが、超一流です。演奏の前にアルゲリッチが「被爆ピアノ」で弾いたマズルカの素晴らしいこと、そして詩の朗読をした娘さんがデュトワにそっくりなことにもびっくりしました。