NATURAL SOUND

音楽の話を中心に、日々のできごと‥

LE NOZZE DI FIGARO

2015年07月29日 22時00分56秒 | ブログ
昨夜偶然チャンネルを合わせたら、「フィガロの結婚」が始まったところでした。おやおや?フィガロがH・プライ、スザンナがM・フレーニじゃないですか?びっくりして調べたら、指揮がベーム、オケがウィーン・フィル!へえ、こんな映像があったんですね。と相澤先生の「オペラの快楽」を開いたら、ちゃんと載っていました。しかも「映像化されたフィガロで、最良のもの」だそうです。続けてみていると伯爵がディースカウ、夫人がテ・カナワ。凄い配役。ケルビーノのM・ユーイングはケルビーノそのものです。思わず深夜まで見てしまいました。スタジオ・レコーディングですが1976年のウィーン・フィルですから演奏も素晴らしいです。

KREUTZER SONATA

2015年07月25日 19時58分22秒 | ブログ
ハイフェッツの「クロイツェル・ソナタ」は、今から半世紀以上前の録音です。さすがに録音は古いですが、極めてオーソドックスな演奏です。ハイフェッツの力量はさすがで、最後まで飽きさせません。ピアノは私は知らない人で、丁々発止という感じではないですね。

BLUE TANGO

2015年07月21日 21時58分59秒 | ブログ
このレコードは、A・フィドラーとボストン・ポップスによるL・アンダーソンの演奏をセレクトしたLPです。L・アンダーソンは屋外などでオーケストラが比較的一般向けに行う演奏会などでよく取り上げられる作曲家。彼の曲は明るく楽しいものが多く、メロディもとても親しみやすいですね。さてL・アンダーソンといえばボストン・ポップスですし、「BLUE TANGO」です。リンクしたのは、ちょっとジャケットの文字が違いますね。演奏は同じもの。ボストン・ポップスはボストン交響楽団が、ポピュラーコンサートで演奏する時の名前ですから、オケの実力は折り紙付き。L・アンダーソンはおそらく何度も録音されているのでしょうが、やはりフィードラー時代が私は一番好きです。

BRUCH : VIOLINKONZERT G-moll Op.26

2015年07月20日 14時06分24秒 | ブログ
ブルッフのヴァイオリン協奏曲は全部で三曲あるそうですが、私はこの第一番しか知りません。我が家にはミルシュテイン盤とコーガン盤があります。このズーカーマン盤は最近入手したアナログ盤。P・ズーカーマンは今年67歳。ジュリアード出身でガラミアン門下。この録音当時は人気絶頂でした。この演奏は、オケ(メータ~ロスアンゼルス)がいまひとつ一本調子なところは否めないものの、奇をてらったところのないオーソドックスで美しいブルッフです。リンクはハイフェッツの第一楽章。ズーカーマンの演奏は見つかりませんでした。

12 !

2015年07月19日 12時17分26秒 | ブログ
S・スティットの1972年。このあたりになると録音がクリア。50年代、60年代と全然違うのでびっくりしますね。発売当時はコブルストーンでの録音が出たり、ハードバップリバイバルみたいな世の中の雰囲気もあったので、「スティットは爺さん」みたいなイメージでした。でも今から考えると結構スティットは若かった。この年、スティットはまだ48歳です。そしてこの人、録音の平均点が高いですね。好不調みたいなことをあまり感じません。メンバーではベースのS・ジョーンズが目立っています。

【BEST TRACK】 GREENSLEEVES

2015年07月18日 23時00分51秒 | ブログ
John Coltrane - What Child Is This? (Greensleeves) Live @ Village Vanguard (Impulse Records 1961)
昨日はトレーン忌。「GREENSLEEVES」は、クラシックでも良く用いられる古いイギリスの旋律です。ラジオでコルトレーンを知った頃に最初に聴いたコルトレーンの演奏は「AFRICA/BRASS」の演奏だったような気がします。こちらはヴィレッジ・ヴァンガードでのライヴ演奏。ソプラノの入りから印象的なフレーズ。サウンド的にもこっちのほうが良いですね。1961年のコルトレーンです。