このところご無沙汰しているお店ですが、絶対お奨めのお店です。「がんび」というのは北海道でよくみられる白樺の木の皮です。白樺はその名のとおり幹が白っぽい樹ですが、その表皮は簡単に剥ぐことができ、かつ火がつきやすい、燃えやすいことに特徴があります。マスターが札幌出身で、その名をつけたということを聞きました。
大きい店ではありません。それからわかりにくい場所です。初めてですと迷うでしょう。立教大学の裏手のほうの入り組んだ道を入っていくとあるのです。
暖簾をくぐるとカウンターがあり、ここに8席ほど、奥にやや広い座敷があり寛げます。混んでいることが多いので、予約してでかけるのがよいかもしれません。
ここを奨めるのはマスターの仕事が丁寧で、もちろん出てくる品はみなおいしいからです。今からの時期ですと、「あんこう鍋」が絶品です。刺身、各種焼魚、さつまあげ、めばるの煮付け、煮込み豆腐、きゃらぶき、鶏の唐揚げ、北海道料理などメニューは豊富です。
このお店はいつ行っても、帰りにママさんがドアの外まで出てきて「ありがとうございました」と言って見送ってくれました、いまどき得がたいです。
と、ここまで書いてきて、懐かしさがこみあげてきました。近々、久しぶりに出かけてみようかなと思います。
最新の画像[もっと見る]
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます