日常のあれこれをそこはなとなく

料理、わんことの日々、海外ミステリを中心とした読書、ソフトバンクホークス、JAZZなどを書いていきます。

ブルックリンの少女

2018-10-26 05:20:12 | 読書
ギョーム・ミュッソの『ブルックリンの少女』を読みました。



フランス人の作家ラファエルは、結婚を控えた恋人アンナとリゾートに来ていました。ほとんど過去の話をしないアンナに、過去のことを聞き出そうとしたところ、アンナはこれが私の過去なの、と言ってスマホの焼死体の写真を見せます。ショックを受けたラファエルが一旦外出して部屋に戻ると、アンナはいなくなっていました。パリに戻ったラファエルは、元刑事のマルクの協力を得て、失踪したアンナの行方を追います。



ラファエルはアンナの過去を探るうちに、ニューヨークのブルックリンに来ます。そこで探り出したアンナの過去と誕生の秘密とは……。緻密な語り口と予想外の展開でどんどん引き込まれる作品です。後半で事件が解明したと思うのに、まだまだページが残っています。しっかりとどんでん返しを体験させてくれます。



ところで、我が家にはこの本が2冊あります。もう1冊買ってしまうほど面白かったからではなくて、読もうと思って買って来たら、すでに以前購入していたのでした。まったく年を取るとこういう事が増えて困ります。
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