日常のあれこれをそこはなとなく

料理、わんことの日々、海外ミステリを中心とした読書、ソフトバンクホークス、JAZZなどを書いていきます。

東京JAZZ2017

2017-09-04 05:05:17 | 音楽
東京JAZZ2017に行って来ました。



今年の東京JAZZは、いつもの有楽町東京フォーラムから渋谷のNHKホールに場所を移して行われました。今年も見たいプログラムがたくさんありましたが、最終日の夜の部が圧倒的に素晴らしかったので、それを見に行きました。



第1部はロン・カーターカルテットでした。ロン・カーターもすっかりお年です。今年80歳だそうです。でも、地を這うようなベースは健在で、途中超絶技巧のソロも聞かせてくれました。



第2部は、川口千里トライアングルです。彼女の演奏を聴くのは初めてでしたが、ぶっ飛びました。まだ20歳の、乃木坂か何かっぽいルックスの少女が、これでもかと疾走するドラムを叩きまくります。ジョー・ザビヌルっぽいキーボードと、スタンリー・クラークっぽいベースを従えて、フュージョンっぽいサウンドの曲をやりましたが、圧倒的な手数で責めまくる演奏を聞かせてくれました。



とりは、渡辺貞夫です。デイブ・グルーシン、リー・リトナー、ピーター・アースキンという黄金グループで、カリフォルニアシャワーあたりの曲をやってくれました。ナベサダのサックスは、細胞に浸透するように音で、魂を揺さぶってくれました。



日曜日の夜で、終了が10時前だったので、どうしようか迷ったのですが、行って良かったです。ただ、NHKホールは、設計が古くて、座席も狭く、前の人の頭がもろに視界に入って見にくかったです。また東京フォーラムに戻して欲しいと思いました。ナベサダ、また行けたら行きたいです。
コメント
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