黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

シブースト@ラ・マドレーヌ

2009-08-08 | スイーツ
 上がカラメルのかかったメレンゲ、その下のカスタードの中にりんごのコンポートが入っていて、土台はパイ生地。
 カラメル部分がちょっとほろ苦くて、その分全体と調和している感じ♪

 ラ・マドレーヌ:新潟(長岡)

『マイナークラブハウスへようこそ minor club house 1』木地雅映子(ジャイブ)

2009-08-08 | 読了本(小説、エッセイ等)
中学時代からバレーボールで活躍し、桃李学園に特待生として高等部から入学した内田沙鳥。
しかし部内で濡れ衣をきせられ、居場所をなくした彼女は、林の中でおかしな格好をした3人を目撃。
翌日、その3人のひとりだった八雲業平に呼び出されて出かけた、桃園会館という建物。そこはマイナーな部活ばかりをあつめたおんぼろな建物で……“第一話 内田沙鳥、桃園会館に足を踏み入れたる縁”、
中等部から手芸部で、その服飾的なセンスと裁縫の腕をふるってきた福岡滝。しかし高等部ではその才能を妬んだかつての仲間から拒否されてしまう。
そんな訳で、入部届を出せなかった彼女は、遅れて入学してきた帰国子女の少女・畠山ぴりかに出逢い、やがて二人は友人に。ぴりかに振り回されつつ、部活の勧誘会を見学した彼女は、そこでおかしな一団に遭遇、彼らの後についていくと……“第二話 福岡滝、珍妙なる友を得る縁”、
高等部で歴史研究会の部員となった高杢海斗。寮のルームメイトである天野晴一郎は、園芸部に所属する無口で無表情な男子である。そんな彼らは二人とも、マイナークラブハウスに所属していて……“第三話 高杢海斗、探求への一歩を踏み出したる縁”、
中等部で軽音楽部に入っている八雲業平。バンドコンテストでミツアキ(成田光明)と知り合い、1年以上の付き合い。2人は実力の釣りあった同士だが、そんな彼らに見合う他のパートの人間が見つからなくなってきた。
そんなある日、2人が中等部へ向かう途中、林の中から音楽が聴こえてきて……“第四話 八雲業平、岐路にて痛みを知る縁”、
自分の前ではお菓子しか食べない娘・ぴりか。彼女は何かに怒っている様子だが、その理由が母・かおりにはわからない。
そんな中、かおりは、担任教師から呼び出しを受け、面談する為学園へとやってきた。
面談を終えた彼女は具合が悪くなり、休んでいると、ぴりかによく似た声が聞こえてきて……“第五話 畠山かおり、目覚めて夢を見る縁”、
演劇部の福岡滝と園芸部の天野晴一郎は、買出しチーム。
歴史研究会の高杢海斗と三浦先輩と大賀竜之介、和琴部長の沢渡美優は、大掃除チーム。
八雲業平とミツアキは、おじゃまチーム。
演劇部の畠山ぴりか、文芸部の岩村聡、ウクレレ部の大村鈴は、準備チーム。
今日はこれから鍋を囲みつつ……“おまけ・マイナークラブハウスの大掃除”を収録。

県下一の有名私立大学付属の中高一貫校・桃李大学付属那賀市桃李学園高等部の、敷地の奥深くにある古ぼけた洋館<桃園会館>……部員5人未満のマイナーな文化部を集めたクラブ棟として使われていることから、“マイナークラブハウス”と呼ばれるそこに集まる、ちょっと変わった面々のお話。
ギャグっぽいお話なのかと思いきや、なかなかにヘビーな設定も秘めていて、今後の展開が気になります~。

<09/8/8>