黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

鯛車焼@鯛車焼一成

2013-03-30 | スイーツ
 西蒲区(旧巻町)に伝わる郷土玩具・鯛車をかたどった“鯛車焼き”。
 可愛いです♪
 定番は小倉あんとクリーム(画像はクリームの方)。他にもありましたが、売り切れてました~;
 
***** ***** ***** *****
 鯛車焼一成:新潟(新潟)

 西蒲区の鯛車焼やさん。
 店内でも食べられるようになっている模様。

苺のクープ@プレジール

2013-03-30 | スイーツ
 グラスの中に、(下から)苺のコンフィチュール、カスタードクリームと苺、サクサクなフレークっぽいモノ、ホワイトチョコ、カスタードクリーム、苺と苺のコンフィチュールが入っています。
 苺が満喫できる一品。
 基本、サクサクした食感のモノと水分の多いモノの間は、ホワイトチョコで仕切る、というのがこちらのお店の傾向なのかな?

 ラ・パティスリー・プレジール:新潟(新潟)

『竜の雨降る探偵社』三木笙子(PHP研究所)

2013-03-30 | 読了本(小説、エッセイ等)
昭和30年代の新宿。
喫茶店の2階に住む美しき青年・水上櫂が開いたその探偵社『水上探偵社』は、雨の日だけ営業すると噂されていた。
地元では湖の竜神を祀る神社の神主だった櫂。その幼馴染であり部屋の大家でもある和田慎吾…和田技建という父の建設会社で片腕として働いている…が、店子の会社・友永商事で、郵便の住所間違いが多くて、応対する女性・真田温子が困っているという話をする。
その三日後、彼女が姿を消して……“第一話 竜の雨降る探偵社”、
淀橋浄水場の職員・和泉が、櫂の元に浄水場の相談にやってきた。
浄水場のろ過池の手前に設置されている沈澄池で、一週間前に銀座でお針子をしていた若い女性が投身自殺したという。その後浄水場の見学者が来たときに、うっかりその一件について愚痴を漏らしてしまったが、その中に彼女の友人がいたことが判明、後悔しているという。
一方、慎吾は、和田技建が貸した物件で麻薬を作っていたものがおり、その騒動に巻き込まれていた。
主犯格の菅沼良一は、こだわりすぎた手帳づくりが元で会社をかたむけたのち、悪事に手を染めた人物で、<手帖の菅原>とあだ名される人物だった。そんな菅原は逃走し、警察は、さまざまなことを書き記していたらしい彼の手帳を探しているという……“第二話 沈澄池のほとり”、
一階の喫茶店のマスターから依頼を受けた櫂。
マスターが子供の頃からファンだという画家・有村礼。昔から探偵小説が好きだったという有村への手紙に客から聞いた不思議な話を書いて送ったところ、それに興味を引かれた有村から、その謎に納得のいく解決ができたら所望の絵をくれるという申し出があったという。
マスターが話を聞いたのは、カメラ好きな早稲田の学生である門間博人。
大手A新聞社と地方の観光協会が、学生カメラマンを高給で募集していたのに応募した博人。その試験のため貸切のバスに乗り、江の島に仕事に向かった学生たち。同行したのは専属の案内広告社社員の酒井という男。
しかし、その後一週間経っても、採用の連絡がなく、新聞社に問い合わせるとそんな募集はしていないといわれ、酒井も消えていた……“第三話 好条件の求人”、
故郷の幼馴染で、櫂同様湖畔に経つ神社の娘・渡辺真澄が、東京に遊びにやってきた。
そんな彼女から、楠木久雄が亡くなったと知らされた慎吾。彼は、当時十歳だった慎吾が湖に落ちた折に、助けてくれた命の恩人で、地質学の研究者だった。慎吾には、年の離れた異母兄である誠吾がおり、楠木とのこともわかっているはずなのに、何故連絡をくれなかったのかと訝しむ。
慎吾は幼い頃から誠吾を慕っており、慎吾が誠吾から譲ってもらった大切な橇を親戚の子が置き忘れたのを、竜頭湖に取りに出かけたところで、氷が割れ湖に落ちたのだった。その最中、兄の姿を見た慎吾だったが、彼は慎吾を助けようとはしなかった。ずっと見殺しにされたのだと思い込んできた慎吾に、櫂は……“第四話 月下の氷湖”を収録。

昭和30年代の東京で、探偵を始めた美青年とその幼馴染が関わる事件を描いたミステリ。
美青年が登場するのは、既にお約束な感じですね(笑)。
昭和30年代という設定の意味が微妙に不明…。

<13/3/29,30>