黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

バナナケーキ@桑原商店

2012-03-18 | スイーツ
 いただきもの♪(というか物々交換?/笑)
 バナナとココナッツと黒糖の、南国テイストなケーキ。
 上にバナナスライスと、アーモンドスライスが載ってます。

 桑原商店:新潟(三条)

『すかたん』朝井まかて(講談社)

2012-03-18 | 読了本(小説、エッセイ等)
夫である美濃岩村藩の江戸詰め藩士・三好数馬とともに、生まれ育った江戸から大坂にやってきた知里。
だが頼りの夫は一年であっけなく亡くなり、婚家を追われた上に、兄夫婦が継いだ実家の饅頭屋に戻ることもできない。
頼るもののないこの地で、やむを得ず手習所で働こうとするも、行く先々でクビにされ、おまけに住んでいた長屋には泥棒が入り、踏んだり蹴ったり。家賃も払えず困る中、ひょんなことから長屋にやってきた、青物問屋の大店河内屋の若旦那・清太郎のところで女中奉公することに。
だがただの女中ではなく、“お家さん”(=おかみさん)志乃付きの上女中という役目。ただでさえ大坂の言葉や風習にも疎い知里は、厳しい志乃の元でしごかれる日々。
“すかたん”な清太郎は、遊び歩いているように見えて、青物にかける情熱にかけては右に出るもののない青物狂いで、反発しつつも次第にそんな彼の存在が気になり始める知里だったが……

思いがけず大坂でひとり生きていくことになった江戸娘(一応未亡人ですが、雰囲気的に娘っぽい…)が、ひょんなことから青物問屋で働くことになり、厳しいお家さんに仕込まれつつ成長してゆくお話に、恋愛やら策謀やらを絡めた時代小説。
食べ物を美味しそうに食べるヒトが出てくるお話は大好きなので、楽しく読めました(笑)。
ある意味『みをつくし~』の逆バージョン的な感じ?

<12/3/18>