黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

お誕生月のプレゼント’10@アンジュ

2010-06-02 | スイーツ




 今年のお誕生月プレゼント(メルマガ会員限定)は、マドレーヌ2種とカレルチャペックのティーバッグ2個のセットでした。
 マドレーヌは、プレーンとココア(チョコ?)。プレーンは普通のシェル型ですが、ココアの方は多分カカオ豆型(画像だと胡桃みたいに見えますが…/笑)。
 
 パティスリー・アンジュ:新潟(燕)
 

『白戸修の狼狽』大倉崇裕(双葉社)

2010-06-02 | 読了本(小説、エッセイ等)
世界堂出版に勤務している青年・白戸修は、お人好しで人の頼みを断れない性格。
そんな彼が今回配属されたのは、<月刊模型>の部署。その表紙を描いて貰っている人気イラストレーター・轟の元に、夜中缶スプレーを届けるようにいわれ、彼の元へ向かう途中、道に迷ってしまう。おまけにパトロールをしていた七倉豊に町内の落書き事件の犯人に間違われて、なりゆきで一緒に見回りをすることに……“ウォールアート”、
会社は休日で家にいた白戸。そこへ大学時代の先輩・仙道忠行から電話がかかってきて、彼がアルバイトとして働く<ベストスタッフ>の一員としてアイドル・雛美紀子のコンサート会場の設営の手伝いをすることに。
ところが何故か妨害するようなアクシデントばかりが起きて……“ベストスタッフ”、
先の一件で痛めた腰を見てもらうため、整体師の元へ行こうとしていた白戸は、落ちていたポーチを拾う。
警察に届けようとした彼だったが、そこへひとりの女性が現れ、盗聴電波が出ているから渡せという。彼女・諸刃冴子は、盗聴バスターズ。なりゆきでそのポーチの持ち主である柳沢由美の元を、一緒に訪ねることになり……“タップ”、
体重計を買った修は、うっかり電車に置き忘れ、流れ流れて鬼門の中野駅へ。
その駅講内で定期入れを拾った彼は、目の前で落とした男性を追ってトイレに向かうが、なぜか彼は怯えていて話にならない。そこに現れた探偵・宇田川一と一緒に、<スタンプラリー>をすることになって……“ラリー”、
またしても仙道に手伝わされることになった白戸。
今度は人気男性アイドルグループ<NIJUSAN-KU>の弟分である<NAKANO-KU>のコンサートでの警備。
二部構成の、昼の部では、観客たちに押され、仙道が怪我をする事態が。どうやら何者かが柵のボルトに細工をしていたらしい。
そんな中、メンバー・中林鉄のオリキ(担当のファン)・君川結花に巻き込まれて、彼女を逆恨みしている人物からの依頼で追っているらしい男たちから、一緒に逃げることに……“ベストスタッフ2 オリキ”を収録。

底抜けにお人好しで、人の頼みを断れない白戸くんが巻き込まれる事件の数々を描いたミステリ。
シリーズ2作目ですが、ここから読んでも支障ない感じ。
毎回、中野駅周辺で事件に巻き込まれる彼が憐れでもあり、その姿が楽しくもあり…(笑)。

<10/6/2>