黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『RDG3 レッドデータガール 夏休みのすごしかた』荻原規子(角川書店)

2010-06-24 | 読了本(小説、エッセイ等)
今年の秋の学園祭に<戦国学園祭>をテーマに催すことになった、鳳城学園。
その企画準備で、鈴原泉水子たち生徒会執行部の面々は、大忙しの夏休みを迎えようとしていた。
そんな中、相楽深行からSMF(宗田真響ファンクラブ)が、自分が写った写真を渡された泉水子は憤る。その盗み撮り行為を止めてもらうべく、自分もSMF…表向きには日本史研究会…に入ると、勢いで宣言してしまう。
一方、真響の弟・真夏は、夏休みには地元である長野の戸隠に帰ると言い出した。彼らの弟・真澄の命日でもあるためだ。生徒会も優先したい真響は、その折衷案として、戸隠で生徒会の合宿をすることを提案する。
先輩たちに難色を示されつつも、結局戸隠に出かけることになった泉水子たち。さらに日本史研究会も同じ戸隠で合宿するという。
これまで旅行らしい旅行に出かけたことのない泉水子は、期待に胸を弾ませるが、そんな中で、真夏の愛馬・タビが危篤だという知らせが届き……

シリーズ第3作。今回の舞台は主に戸隠。宗田姉弟たちの
深行と泉水子の距離がちょっとずつ縮まりそうな雰囲気で、ちょっとほのぼの。
果たして次は、帰郷の話か、学園祭か…出るのは1年後…(笑)。

<10/6/24>