黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『記憶の小瓶』高楼方子(クレヨンハウス)

2007-11-22 | 読了本(小説、エッセイ等)
2歳になったばかりの頃、ドブに落ちながらも不思議と恐怖を感じなかった時のエピソード、幼稚園での日々、姉の吐いた善意の嘘に長いこと騙されていたこと、子供の目から冷静に観察した教師のことなど、高楼方子さんの幼い日を綴ったエッセイ集。

高楼さんの幼い日が、実に細部にわたって描かれています。
自分がそんなに昔のことを覚えているかと云われれば全く自信はないのですが、読みながらふとした記憶がよみがえってきたり(笑)。
思えば、保育園時代の方がオトナを冷静な目で見ていたような気がします(←嫌な保育園児だ/笑)。

<07/11/22>