怪異譚を求め日本中をたずねる小説家・刀城言耶は、知人のつてを辿って、瀬戸内に浮かぶ鳥坏島で18年ぶりに行われる“鳥人の儀”という秘儀を取材しに行くことに。島の断崖絶壁の上に造られた拝殿で、鵺敷神社の巫女が執り行うその儀式は謎に包まれており、前回の折には、その島に取材に来ていた大学の人間らが何者かに殺害されるという事件が起きていた。その際、1人だけ生き残った6歳の少女が今回巫女を務める・朱音で、彼女は“鳥女”という化け物を見たと証言していた。
そして儀式が始まったが、やがて異常を知らせるように鈴が鳴り、巫女が消え失せて……
刀城さんの登場する(←シャレではなく/笑)シリーズ・第2弾……らしいのですが、第1弾はまだ読んでません(読んでなくても特に問題はないですが/笑)。
横溝的で、ちょっとレトロな雰囲気の漂う感じ?
事件の起きている場所の位置関係がいまひとつわかりにくかったので、地図か何かがあるといいかなぁ。
<07/11/7>