図:ウコンの根茎に含まれるクルクミンには様々な抗腫瘍作用が報告されており、抗がん剤の効果を高めるという研究報告もある。しかし、人間での有効性や安全性についてはまだ多くの議論がある。。
126) クルクミンの抗がん作用
【ウコンの薬効】
ウコンは熱帯アジア原産のショウガ科の多年草で、日本には平安時代中期に中国から渡来しました。
インド、東南アジア、中国、日本などで広く栽培されています。
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図:ベツリン酸とオレアノール酸は、多くの植物に含まれる五環系トリテルペノイドに分類されるサポニン成分で、がん細胞にアポトーシスを誘導する作用や、血管新生阻害作用などが報告されている。漢方薬による抗がん作用の活性成分としてアルカロイド成分とともに重視されている。
125) ベツリン酸とオレアノール酸の抗がん作用
ベツリン酸は、五環系トリテルペノイド(pentacyclic triterpenoi . . . 本文を読む
図:ナツメの果実は食用や生薬として利用されている。滋養強壮作用の他、免疫増強や抗がん作用なども報告されている。
124) がん治療に役立つ食材(4):ナツメ(生薬名:大棗)
大棗(タイソウ)Zizyphi Fructusはナツメ又はその他の近縁植物の果実です。
ナツメはクロウメモドキ科の落葉高木で、高さは10mにもなります。
6~7月ごろに淡黄色の花を咲かせ、花が終わると楕円形の果実を . . . 本文を読む
図:生薬に含まれるβ-グルカンやサポニンや精油成分の組み合わせによって、漢方薬の免疫増強効果を相乗的に高めることができる。
123) 免疫力を高めるβグルカンとサポニンと精油の相乗効果
【キノコに含まれるβ-グルカン】 免疫力を高める成分としては、キノコに含まれるβ-グルカンなどの多糖体成分が有名です。 「免疫力を高めてがんを治す」ような物質を多くの研究者が探してきました。その結果、抗がん活性 . . . 本文を読む