96)放射線治療と漢方

図:放射線照射は電離によって直接DNAを切断する(①)。さらに、細胞内の水(H2O)と反応して活性酸素(ヒドロキシルラジカル)を発生してがん細胞を殺す(②)。正常組織に放射線の害が及ぶと組織障害や血行障害を引き起こして(③)、体力や免疫力や治癒力を低下させる(④)。活性酸素による酸化ストレス(⑤)は転写因子のAP-1やNF-κBを活性化し(⑥)、がん細胞を死ににくくして、放射線感受性を . . . 本文を読む
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95)紅参(コウジン)のがん予防効果

図:高麗人参は朝鮮人参や薬用人参とも呼ばれ、昔の高麗国(朝鮮半島)に自生していたウコギ科の多年草で、夏に赤い実をつける(図左)。現在は栽培されており、4~6年目の根が薬用に使用される。根(図右)は多くの薬効成分を含み、古く4~5千年前より不老長寿の薬草として使用されてきた。 95)紅参(コウジン)のがん予防効果 【高麗人参は万能薬】 人参の学名はPanax ginsengといいます . . . 本文を読む
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94)十全大補湯の抗がん作用

図:補中益気湯と十全大補湯は、体力や免疫力を高め抗がん剤の副作用緩和に有効であるが、補中益気湯は補気・健脾作用により胃腸虚弱が強い場合に適し、十全大補湯は補気・補血(気血双補)作用によって骨髄障害が強いときに適する。 94)十全大補湯の抗がん作用 【十全大補湯と補中益気湯の違い】 十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)は人参・黄耆・白朮(または蒼朮)・茯苓・当帰・芍薬・川芎・地黄・桂皮という10種 . . . 本文を読む
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93)高麗人参と黄耆の相乗効果

図:高麗人参と黄耆を含む方剤を参耆剤(じんぎざい)といい体力や免疫力を高める漢方処方の基本となっている。 93)高麗人参と黄耆の相乗効果 漢方では生命エネルギーを「気」という概念で現し、気の量に不足を生じた状態を気虚(ききょ)といいます。気虚とは生命体としての活力である生命エネルギーの低下した状態であり、新陳代謝の低下・諸々の臓器機能の低下・抵抗力の低下した状態です。元気がない・疲れやす . . . 本文を読む
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92)がんの再発予防と漢方

図:がんの発生や再発を促進する因子や抑制する因子が知られている。促進因子を減らし、抑制因子を増やせば、がんの発生や再発のリスクを低下できる。がんの発生・再発を抑制する成分を多く含む漢方薬は、がん予防のための食事療法をサポートする効果が期待できる。 92)がんの再発予防と漢方 【がん再発はがん細胞増殖の促進因子と抑制因子のバランスで決まる】 転移したがん細胞の再発を抑えるためには、残っているがん . . . 本文を読む
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