238)紫根に含まれるシコニンのプロテアソーム阻害作用

図:紫根(ムラサキの根)に含まれるシコニンには抗腫瘍効果があり、そのメカニズムとして、がん細胞のプロテアソームの活性阻害作用が報告されている。 238)紫根に含まれるシコニンのプロテアソーム阻害作用 【紫根に含まれるシコニン】 生薬の「紫根(しこん)」は日本各地や中国・朝鮮半島に自生するムラサキ科の多年草「ムラサキ(Lithospermum erythrorhizon)」の根を乾燥してものです . . . 本文を読む
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237)放射線肺臓炎(間質性肺炎)を予防する「涼血解毒活血湯」

図:胸部の腫瘍に対する放射線治療の副作用として間質性肺炎(放射線肺臓炎)が高頻度で起こる。「涼血解毒活血湯」という漢方薬が放射線肺臓炎の発生を予防することが報告されている。 237)放射線肺臓炎(間質性肺炎)を予防する「涼血解毒活血湯」  【肺炎とは】 肺は鼻と気管支を通して肺胞に空気を取り込み、空気中の酸素を体内に取り込んだり老廃物の二酸化炭素を排出する「呼吸」を行う器官です。 . . . 本文を読む
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236)がんは文明病?:発がん促進要因が増えている

図:がんの発生原因は社会の近代化とともに増えている。食生活や生活習慣や生活環境の中から発がん要因を避ける努力が最も大切で、さらに積極的にがん予防の対策(免疫力・抗酸化力・解毒力の増強など)を実践することが重要。がん予防法としてハーブや漢方薬が注目されている。 236)がんは文明病?:発がん促進要因が増えている 【発がんの促進因子と抑制因子】 がんの発生率は、食生活や生活習慣や生活環境によってかな . . . 本文を読む
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235)がんの民間薬 WTTC

図:フジ(Wisteria floribunda)の木にできる瘤(藤瘤:ふじこぶ)、ミロバラン(Terminalia chebula)の果実(訶子:かし)、ヒシ(Trapa bispinosa)の果実(菱実:りょうじつ・ひしのみ)、ハトムギ(薏苡:Coix lachryma-jobi)の種子(薏苡仁:よくいにん)の4種類を組み合わせた民間薬が、進行した胃がんや食道がんに効果があることが報告されてい . . . 本文を読む
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