82)漢方がん治療のフレキシビリティ:マンゴスチン果皮やミルクシスルの利用について

図:マンゴスチン果皮は東南アジアの民間薬であり、強い抗酸化作用や抗炎症作用、抗がん作用が報告されている。ミルクシスルは欧米で利用されているハーブで、肝臓障害の回復を促進する効果がある。漢方で使用されていないハーブや薬草も取り入れるフレキシビリティ(flexibility:柔軟性、融通性)も必要かもしれない。 82)漢方がん治療のフレキシビリティ:マンゴスチン果皮やミルクシスルの利用について漢方薬 . . . 本文を読む
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81)抗がん剤治療後の血液浄化と解毒力を高める漢方治療

図:体内に取り込まれた毒物や体内にたまった老廃物は、肝臓(解毒酵素による代謝)、腎臓(尿中への排泄)、消化管(便からの排泄)、皮膚(表皮や汗や毛からの排泄)などの働きによって排泄される。さらに血液やリンパ液の循環を良くする心臓や血管の働きを良くすることも、体全体の解毒機能を促進するために必要。これらの臓器の解毒機能を高める生薬や薬草を使用すると、抗がん剤治療の副作用緩和や、症状の改善に役に立つ。 . . . 本文を読む
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80)ホソバタイセイ(生薬名:タイセイヨウ)の抗がん作用

図:アブラナ科植物のホソバタイセイは、葉が「大青葉(タイセイヨウ)」、根が「板藍根(バンランコン)」という生薬になる。この植物に含まれるグルコブラシシンには抗菌・抗がん作用が認められている。グルコブラシシンは加水分解してインドール-3-カルビノール(Indole-3-carbinol)になり、さらに胃の中の酸性の条件下では、インドール-3-カルビノールが2個重合したジインドリルメタン(3,3'-d . . . 本文を読む
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79)高麗人参をオートクレーブで加熱処理すると抗がん作用が強化される

図:通常の紅参(コウジン)は高麗人参を蒸して加熱処理したもの。加熱処理によって成分の変化が生じる。紅参の方が通常の高麗人参よりも抗がん作用が強いことが報告されている。さらに最近、オートクレーブによって120℃で2~4時間の加熱処理をすると、さらに抗がん作用が強くなることが報告されている。 79)高麗人参をオートクレーブで加熱処理すると抗がん作用が強化される【修治とは】薬用動植物や鉱物に由来する生 . . . 本文を読む
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