図:薬物は、効果を発揮する用量(薬効量)と死亡する用量(致死量)の差が大きいほど安全性が高い。致死量:薬効量の比率は、ヘロインが6、アルコールが10、コカインやモルヒネは15、ニコチンが50、カフェインが100、大麻(マリファナ)は1000以上と考えられている。大麻を過剰に使っても死ぬことはない。
470)医療大麻を考える(その6):大麻には致死量が無い
【大麻取締法は大麻の医療目的での使用を . . . 本文を読む
図:アメリカ画合衆国を構成する50州と首都ワシントンD.C.のうち、現時点で23の州とワシントンD.C.で医療大麻の使用が許可になっている。11の州ではカンビジオール(CBD)のみが許可になっている。医療大麻もCBDも使用できない残りの16の州でも、今後医療大麻の使用が認められる州が増えることが予想されている。
469)医療大麻を考える(その5):「マリファナに薬効がある」は医学の常識
【米国 . . . 本文を読む
図:①ケトン体のβヒドロキシ酪酸はアセト酢酸に変換されてグルコースの代替エネルギー源となる。②ケトン体は神経細胞のミトコンドリアを増やし、ミトコンドリア機能を正常化してミトコンドリアにおける活性酸素の産生を減らし、酸化ストレスを軽減する。③βヒドロキシ酪酸はクラス1ヒストン脱アセチル化酵素阻害作用があり神経細胞の核のヒストンアセチル化を亢進して、学習機能や認知機能を高める。④非ヒストンタンパクのア . . . 本文を読む
図:超低糖質ケトン食(低糖質食+高脂肪食)は抗老化作用や寿命延長作用が確認されている。そのメカニズムとして、①糖質摂取量が少ないと、タンパク質の糖化が減少し、インスリン/インスリン様成長因子-1(IGF-1)シグナル伝達系が抑制され、オートファジーが促進され、老化が抑制される。②低糖質・高脂肪食はケトン体の産生を増やす。③ケトン体のβヒドロキシ酪酸はヒストン脱アセチル化酵素を阻害してヒストンアセチ . . . 本文を読む