もうやってらんない 作:カイリー・リード
アメリカを舞台にした現代劇といったらいいのか、
こういうドラマありそうだなという物語だった
人種問題の話のようでもあるんだが、それだけではなく、
大人としての自立というものを中核にして、アメリカ社会の理不尽というか、
そういうところをいくつも描いているんだろうと思われた物語だった
正直、誰がよいとか、わるいとか、そういう話ではないと
物語自身がそういうような感じでもあるといったらいいか、
様々な考え方と、根底にたわる何かがあったりして、
そして、誰もかれもがレッテルの中で生きているようでもあるし、
それをぶっちぎっていくために、自分で立たなくてはならないと
まぁ、そんな感じに思って読んだらよいのかしらと感じたのでありました
ベビーシッターという仕事について、
それがパートであることと、フルタイムであることで
こんなに違うものなのかと、これを読んで知ることになったんだが
アメリカという社会において、自立=働くということは
結構難しいことなんだなと思い知る内容で興味深かった
そのほかにも、黒人であることが一番なんだろうけど、
それを取り巻く、様々な階層の人間模様や、
そういう文化の間で、立場としてのあり方みたいなの、
ここでは、黒人とやたら仲良くする白人というキャラクタ、そういうのを演じているのが本心か、
そういうことによって、何かアイデンティティを作っているのか
そんな人も出てきたりして、結構入り組んでるというか
面白いと思ったのでありました
ステレオなアッパーサイドというか、
お金持ち層というのも出てきて、そこにも、また肌の色もあるんだが、
肌の色×貧富というものもあって
それらがまた、属するコミュニティやキャラクタが異なるのは
当たり前であるんだが、それぞれがまた、それぞれに対して
偏見というか、ある種の見た目、それがイデオロギーのようになってんだなと
思うのでありました
主人公でもありながら、狂言回しのようでもある女の子が
結局どうするかというところがドラマの中心になってるんだが
そこに至るまでの人間模様のできすぎさというか、
まぁ、それはよいとしても、結構衝撃的な結末に終わったように思えて
なんというか、それはそれでいいのかと思ったのでありました
これは文化の違いというべきなのか、
それぞれ良いところ、悪いところがあるということでもあったと思うんだが
一人だけ、完全に悪いところばっかりだったんじゃないかと
それがそのまま許されているかのようなのが、なんとも
もやっとというか、これがアメリカというものなのかと
思ったり考えたりしてしまったのである
そういう層にいる、ああいうキャラは、
そんな過去というか、弱点というか、不幸のようなものを抱えるものという
これまたステレオな書き方だったのかもと思ったりもするのである
アメリカを舞台にした現代劇といったらいいのか、
こういうドラマありそうだなという物語だった
人種問題の話のようでもあるんだが、それだけではなく、
大人としての自立というものを中核にして、アメリカ社会の理不尽というか、
そういうところをいくつも描いているんだろうと思われた物語だった
正直、誰がよいとか、わるいとか、そういう話ではないと
物語自身がそういうような感じでもあるといったらいいか、
様々な考え方と、根底にたわる何かがあったりして、
そして、誰もかれもがレッテルの中で生きているようでもあるし、
それをぶっちぎっていくために、自分で立たなくてはならないと
まぁ、そんな感じに思って読んだらよいのかしらと感じたのでありました
ベビーシッターという仕事について、
それがパートであることと、フルタイムであることで
こんなに違うものなのかと、これを読んで知ることになったんだが
アメリカという社会において、自立=働くということは
結構難しいことなんだなと思い知る内容で興味深かった
そのほかにも、黒人であることが一番なんだろうけど、
それを取り巻く、様々な階層の人間模様や、
そういう文化の間で、立場としてのあり方みたいなの、
ここでは、黒人とやたら仲良くする白人というキャラクタ、そういうのを演じているのが本心か、
そういうことによって、何かアイデンティティを作っているのか
そんな人も出てきたりして、結構入り組んでるというか
面白いと思ったのでありました
ステレオなアッパーサイドというか、
お金持ち層というのも出てきて、そこにも、また肌の色もあるんだが、
肌の色×貧富というものもあって
それらがまた、属するコミュニティやキャラクタが異なるのは
当たり前であるんだが、それぞれがまた、それぞれに対して
偏見というか、ある種の見た目、それがイデオロギーのようになってんだなと
思うのでありました
主人公でもありながら、狂言回しのようでもある女の子が
結局どうするかというところがドラマの中心になってるんだが
そこに至るまでの人間模様のできすぎさというか、
まぁ、それはよいとしても、結構衝撃的な結末に終わったように思えて
なんというか、それはそれでいいのかと思ったのでありました
これは文化の違いというべきなのか、
それぞれ良いところ、悪いところがあるということでもあったと思うんだが
一人だけ、完全に悪いところばっかりだったんじゃないかと
それがそのまま許されているかのようなのが、なんとも
もやっとというか、これがアメリカというものなのかと
思ったり考えたりしてしまったのである
そういう層にいる、ああいうキャラは、
そんな過去というか、弱点というか、不幸のようなものを抱えるものという
これまたステレオな書き方だったのかもと思ったりもするのである