CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

木曜時代劇 鞍馬天狗

2008-03-13 00:13:36 | ドラマ映画テレビ感想
自分の眼力の無さを痛感させられた
そんなステキな番組でした
先週で終了してしまったんですが
正直これは、名作と呼ぶべきだと
声たかだかに宣言したくなるような
ステキな時代劇「鞍馬天狗」であります

俳優さんの名前とかほとんど知らないので
野村萬斎さんという人が何者で、なんなのか
全然知らなかったんですが、このドラマのおかげで

すわ、色男

あまりのことに身震いするほどかっこよい、しかも
40過ぎてんのか?あれで?嘘だろ、おい
呆気にとられることもしばしばでありましたが
それもまたよい思い出であります

はてさて、鞍馬天狗という大佛次郎先生作品であります
多分、何千人という人がひっかかったというか
同じ過ちをしていたと思うのですが
ずっと「だいぶつじろう」だと思ってたよ…
小説探しにいって、「た」行に見つからず途方にくれたのも
よい思い出です「おさらぎじろう」と読むそうであります

脱線してばかりでありますが、その先生の
名作鞍馬天狗、昔はアラカンと呼ばれた名優が
見事だったそうなのでありますが、当然知るわけもなく
正直なところ「鞍馬天狗?幕末に覆面で鉄砲持ってるヒーロー?」
浅い知識だけで、これは笑うものだろうなんて
嘗めたこと思いながらぼやぼやと見ておりました

初見が第二回だったか、第三回
石つぶてのお姉さんが出てくる話でありました

石つぶててて…
半笑いというか、完全にバカにして見てしまいました
おまけに出てくる新撰組がどうにも悪者というか
まぁ、そういうストーリーだものねぇ?とか
上から目線で、にやにやバカにしながら見ていたのでありました
ところが、その後、第3回、4回だったか、
石黒賢扮する、怪しげな商人が出てきた話を見て釘付け

お、ちょ、ど?え?

相変わらずバカにしつつの視聴をしていたはずなのに…
気付いたら鞍馬天狗から目が離せない
多少殺陣がもったりしているが、なんというのかな、
陰謀とかが渦巻きつつ、なによりも、鞍馬天狗がかっこいい…
新撰組は悪者なのでありますが、
緒方直人扮する近藤先生がこれまた凄いかっこよくて
ライバルというか、そういう関係である鞍馬天狗と
ひょんなことから決闘をすることとなる

「貴殿が鞍馬天狗であるか、我が隊士を多数殺めた鞍馬天狗であるかっ」
「いかにも」

このやりとりのあと、渾身の戦いが始まる
うおお、思わずひきこまれる、ところが、
この二人を一遍に葬ろうと別の敵が現れて
はからずも共闘し、背中を預ける殺陣となる
いやー、この展開が燃えた燃えた

この他も、ギャグ回があって
ずっと凄んでいた殺し屋風の男が、竹光だったりとか
なんか、凄く洒落てると個人的に騙されて
最高に楽しめたのでありました

最終回も見事なもので、
近藤先生とのやりとりも凄いが、ここに至るまでの
天狗と近藤先生の関係がかっこよくて
また、天狗がピンチになって出てきた時の
なんというか、色気
エロさがハンパねぇな、なんだこの40才
ファンになってしまったのであります(ミーハー)

ともかく、ここ数年では、柳生十兵衛シリーズの
第1、第2と並んで楽しめた
奇しくも木曜時代劇最後の作品となった鞍馬天狗
面白かったので、記しておくのでありました
また、やんないかなー


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2 コメント

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Unknown (杉作)
2008-03-14 23:47:07
陰陽師 阿部清明を演じていましたね、
これも良かったです、
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レス (管理人)
2008-03-15 15:59:26
>杉作さま

書き込みありがとうございます。
陰陽師は未見なのですが、
この作品を見て、いちど見たいと思いました。
かっこいいですよね
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