CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

功名が辻 土佐二十万石

2006-11-20 08:50:04 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ功名が辻
本当、もう、あとちょっととなってまいりました

戦国物を放送する中で
やっぱり、関ヶ原というのはすげぇ
大きなイベントなんだなと、改めて思った次第
別に山内一豊については、関ヶ原なんざ
家康についたというだけで
なんも働きとかなかったので
小さな出来事のはずでありますが
どうしたことか、関ヶ原が終わったら
なんか、番組が終わったみたいでありました

私だけなんだろうかと思いつつも
とりあえず見ていると、土佐のあれこれについて
一豊が悩み続け
直正を困らせ続け
家康のタヌキっぷりが面白くなるにつけと
そんなお話

もうあとは蛇足かなぁとか思っておりましたが
ところがどっこい、土佐入国が面倒になる
それはわかっていたが、ここに
六平太の生き様が付加されるとわ・・・
関ヶ原だけでなく、この戦国の趨勢を決めてきた男が
ついに表舞台に出てくる
そういう感じに見てとれたというか、もう
これはドラマとして面白い、フィクションだとわかっているが
これは面白いと感じ入ってしまいましたのであります

あくまで、山内家ではなく千代につかえている
そういう風に見える展開だし、あの
一豊が召抱えると言ったときの、六平太の微妙な表情が
本当、すげぇな
男として惚れた女の旦那から、ああ言われる
これはどうなんだろうか、その葛藤というか想いを考えると
六平太かっこよすぎというのが定番感想になるところであります

さて、六平太がずばずばと方針を決めていくのはよいとして
そのおかげというか、そのせいで
本当、一豊がさっぱり役立たず
挙句、戦わずに済ませたいとか、信長の代から戦ってきた
歴戦のつわものとは思えないような台詞が残念
まぁ、そういうドラマだったので仕方ないのだが
なんか、史実がどうしたとか抜いておくならば
六平太になぜ、千代は惚れていないのだとか
いらんことを考えてしまうのでありますが
ともかく、面白くなってまいりました

つらつらと、箇条書きで思ったことを
さらに並べさせていただきますと

六平太からすれば、天下の毛利に仕えていた経験があり
その大大名の家臣だった男が
山内一豊がごとき小物の下につくというのが
まず、思うところであろう
さらに、その男が、うだつが上がらないにも関わらず
惚れた女の旦那であるというお話

かつて、その惚れた旦那と取っ組み合いをしたこともあったし
その時に負けてしまっている、しかも
小りんを寝取られたりしてるし(妄想)、なんか
色々六平太的には思うところがあったろう
そう考えてしまうと、もう、来週目が話せないのであります
というか、俺の目が節穴ならいいんだが
六平太死んでなかったか?
これで死んだら、なんというかな、酷いというか悲しいというか
こんだけの前ふりの後死亡ってことは
主人公六平太だったのか?と、年始のスペシャル番組で
六平太列伝とかやらないだろうかと
まったく無い期待を抱いてしまうのであります

と、まぁ、散々パラ六平太のお話ばかりを思う大河ドラマでありますが
考えてみると、一豊もかわいそうなもので
特に活躍の場もなく、出番はことごとく三英傑にとって変わられ
最終的には六平太に持って行かれる
これはこれでかわいそうすぎると思わないでもないところですが
そういううがった見方している、私が一番いけない気も
するところでありました

しかし、今週の一豊は
驕ってみたり、儚んでみたり、あれこれ忙しい上に
律義者といわれる割には、その描写が少なく
しかも家康についたという事実が、そうじゃないだろうと
思わせてしまうあたり
難しいのであります

とりあえず、来週、千代がものすごい元気だったので
大丈夫だろうと思いつつ、待つのでありました


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