CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

西郷どん  正助の黒い石

2018-05-27 22:37:09 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「西郷どん」
視聴完了であります
いやー、対比の効いたというか、ここ数回で遠ざかっていた
幕末の空気が、ありありと戻ってきた感じで
見ているほうも、西郷さんのような気持ちになれたというか
実に面白い回でありました
ドラマチックにすぎるけども、これくらいの熱さが心地よいですな

というわけで、大久保の覚悟と謀略が遺憾なく発揮されて、
本当にぎりぎり差し出がましいかどうかというところを
大久保なりに覚悟をもって進めていたのが
ひりひり伝わってくるようで面白かった
その陰でもないが、お由羅との間が抜けた悶着もよくて、
それがどれほど危険というか、恐ろしいことかが
嫁を責めるではなく、
怒りとして伝わってくるのもまたよかったと思うのでありました
しかし、狆というのは静かな犬なんだな
まったく鳴きもせんとわ

楽しみにしていた大老の最期も見事でありまして、
最近というか、ここ数年定説となった銃で先に撃たれたを見せつつも
刀を受けるという残虐な最期をただただ黙って受けれていくというのが
なんとも物悲しいというか、ああいう心境だったんじゃないかなと
思わされたりしたのでありました
あの最期をわかりつつ、やっていたとも思えるようで
衝撃であるが、立派だとも思えるのであります

とりあえず薩摩の荒ぶる下っ端たちが、
怒りのままに、猿叫を続けるのがちょっと面白かったのでありますけども、
実際に、ああいう感じでばかすか殴ってたんだろうかなと
今に伝わる形と、当時の形が本当に一緒なのか
興味がわいた次第であります
なんか、腰が入ってないように見えてしまう打ち方だけど
ああいうもんなんだろうかな、どうなんだろう役者の問題なんだろうかしら

そして安穏としていた吉之助さぁが、あっという間に現実というか
こちらへと引き戻される、これもまた唐突のようで
不幸かどうか、考えさせられそうな次回が楽しみなので
わくわくして待ちたいと思ったりするのでありました


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