CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

功名が辻 北条攻め

2006-09-04 08:53:07 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ功名が辻
いよいよ佳境にさしかかって参りましたな
考えてみればもう9月、そろそろ最終回が
数えられるほど近づいてきたわけでありますが
じくりまったりと進めていただきたいところであります

さて、北条攻めとしながらも
前半は旭と副田殿の人情話
あそこだけ見ていると違う時代劇を見ていたかのようでしたが
あれはあれでよかったですね
副田殿の針売りっぷりは、なかなか
堂に入っていたというか、よかったと思うのでありますが
あの後、のたれ死にになったんじゃないかと
不安になることでありました
大阪の太閤妹君の前に針売りごときが面会できるとか
強引ではありましたが、涙を誘う内容
というか、旭も副田殿も立派でありました
これは演技力もすごいなと感動したのでありますが
一番は、ねね様とご母堂他が仲良くなってるように見えたのが
ステキだったように思われるのであります
史実はどうだか知らないが
明らかにねね様が傍系になりつつあるという感じがして
いやはや、今後が楽しみであります

一方で、北条攻め
一瞬にして終わってしまったのでありますが
また、陣中見舞い攻撃という秀吉得意のそれで終了
まぁ、それはそれでよかったのでありますが
やっぱり、家康、秀吉の演技はうめぇなぁと
感嘆でありました
あの、信雄がやってきて、何しにきやがったバカ野郎
今来たら色々面倒が起こるだろう、お前と組んでもいいことねぇんだよ
と、それくらいの台詞をうかがわせる表情を
ちらりと見せた後に、内府殿などといって
慇懃に扱う家康のさりげないところ、そして忠勝の仁王立ち
声がでかいというキャラ作りもよいですが
あの忠義犬っぽい感じがステキ
個人的に本多忠勝はもうちょっち武将らしいというか
こう、見張り役とか用心棒とかでない感じを覚えていたのですが
これはこれでよいなぁとか思うところ
三河武士団がもう少し出てくるとさらに楽しくなりそうだと
思うのであります
しかし三河武士団が活躍というかよく出る回は
前回と同じで妙な画面割りとかでなんか
ドラマの見せ方が面白いなぁと、また見たいと思ったのであります
全体的にギャグっぽくてステキだったのです

で、信雄のバカっぷりがあんまり出ていなかったので
ちゃっかり領地召し上げになっているところとか
説明されず残念でありましたが
お約束の連れションでひっかけるという展開から
数字のみの240万石
一豊がどこまで理解できているのか
不安で仕方なかったというか、千代にさとされないと
理解できないあたりはもう慣れましたが
その千代ですら、カゴに閉じ込めたのだが
そのカゴが、どういうものかという説明がなく
はらはらでありました
あの悪し様から、やはり徳川を恐れているというお話に
なるのかしらとも思っていたんだが、はてさてであります

茶々がふらりと小田原にやってくるくだりも面白かったのですが
あの茶々を出迎えて、喜びまくるエロ親父っぷり
そのエロ親父っぷりの後ろで、むつまじい夫婦風景という
シーンも面白かった、大笑いしてしまったのですが
さてさて、茶々が三成の妻を見たいなどというところの
さらりとした恐怖とか、その後、尾張はバカが多いが
近江は算術に長けるなどという偏ったあれそれ
最近、この茶々に惚れている自分に気づいたのですが
あのわがまま姫様っぷりはいいなぁ、末期が楽しみだわさと
思ってしまうあたり、これまたよい役者様でありました

次回も、なにやら戦っぷりというか
叫びまくる武士団が写っていたので
楽しみなのでありますが、官兵衛とかどうなるのか
また三成と淀はどうなるのか
眼が離せないと個人的には思うのでありました

今回は、ともあれ、お市様から続く太めの女中が見られたことと
また、彼女が尾張出身であったことに親近感を覚えたのと
利休がちらりとはいえ見られたこと
その利休の茄子か文稟かのステキ茶入と
赤茶碗がステキだったというのが収穫でありましたとさ

茶の風景は今後もう出てこないのか
うわさによると、一豊もすげぇ茶器をたまわる機会があるらしいのだが
はてさてと思うのであります


最新の画像もっと見る

コメントを投稿