CLASS3103 三十三組

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【読書】すべての瞬間が君だった きらきら輝いていた僕たちの時間

2020-12-29 21:17:44 | 読書感想文とか読み物レビウー
すべての瞬間が君だった きらきら輝いていた僕たちの時間  
作:ハ・テワン

詩集でありました
愛について紡がれた言葉が主だけども、
それにこだわらず、毎日に行き詰まりを感じた人へや、
何か、苦しんでいる人へといった
励ましにも見える内容もあって
でも、それぞれは、やっぱり愛に収束していくといった感じの詩があふれていました

愛について、まさにその瞬間の喜びもあれば、
別れた後の話もあって、そちらが、
白黒というか、別れは必然であったこと、
それを後ろ向きに捉えない言葉であったり、
あるいは、未だひきずっているかのような、
そのかけがえのない時間を慈しむ言葉もあったり

正直名前だけだと、この人が男か女かもわからんのだが
なんとなく、男の恋愛感に近いのではないかと
思わされたりしたのでありました
どうだろう、男女というよりも、お国柄とかが出たりなんだろうかな
あえて調べないので謎のままにしておく

誰かと比べて苦しむことの不毛であったり、
別れた後の辛さを紛らわせることであったり、
たまに、世を恨むような言葉も見られたけども
そんなあれこれの中で、やっぱり
愛を賛美するでもないが、
タイトルのように、ただただ、すべての瞬間が君だったという
愛をうたうそれが、よい言葉だなと
素直に思えたのでありました

まぁ、詩をそらんじるガラでもないので
どれと覚えることもなかったんだけど
読み終わって、よかったと思えたのでありました


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