マスカレード・ゲーム 作:東野圭吾
人気シリーズの最新作であります
一作目だけ読んだことあったと思うんだが、
特に継続して読み続けないといけない作りではないので
安心してミステリというか、サスペンスを楽しめたのでありました
今回ので物語として一区切りついた感じになっているので
集大成的な内容だったのかもと思うのでありますが、
自分の記憶によると、一作目のオマージュではないが、似た進行を使っている部分があって、
そこを知っていると、より楽しめる作りなんだなと
感心して読み終えたわけでありますが
ネタバレとやかく書けないので控えるけども、面白かったと思うばかりであります
刑事がホテルの従業員に化けて潜入捜査をするという
いかにも小説というか、物語的展開で、次々と怪しそうな人たちがやってくると
大変楽しい、サスペンスとして読みたいところが丁寧に盛り込まれているというか、
詰め込まれている感じで、なかなか楽しかったのでありました
特に新キャラと思しき、女性警部補の鮮烈なキャラ付けが素敵で
これが、ある種のキーになるんだろうなと読みつつも、
その良さと悪さの描き方が絶妙で、
序盤の、なんせ印象悪い感じの描き方がずぬけて上手いのがいい
こういう、露悪的な悪者を描かせると本当に冴えるというか、
こういう嫌な感じ、よくあるよなと
実感できてしまいそうな、人間的な嫌なところというのが、ごりごり出てくるのが
相変わらずうまいしよかったと思うところでありました
とはいえ、それもやはりといっていいのか、
刑事としての何彼があってという話に落ち着くという安心もよいが
協力者との関係とか、事件のそれよりも、
そこに携わる人たちの人間関係がやっぱり面白いと
この人の人情話はいいなと思うばかりなのでありました
物語がクリスマスの話なので、
こんなクソ暑い時期に読むもんじゃないなとちょっと反省したけども、
季節感はあんまり関係なくて、ホテルという不思議な空間の楽しさというのが
事件とは別に、雰囲気を醸してくれていてよかったと思ったのでした
一区切りだけど、続編は全然できそうなというか、
むしろそこから新しい話となりそうな結末は
なかなか見事だったと思うのであります
人気シリーズの最新作であります
一作目だけ読んだことあったと思うんだが、
特に継続して読み続けないといけない作りではないので
安心してミステリというか、サスペンスを楽しめたのでありました
今回ので物語として一区切りついた感じになっているので
集大成的な内容だったのかもと思うのでありますが、
自分の記憶によると、一作目のオマージュではないが、似た進行を使っている部分があって、
そこを知っていると、より楽しめる作りなんだなと
感心して読み終えたわけでありますが
ネタバレとやかく書けないので控えるけども、面白かったと思うばかりであります
刑事がホテルの従業員に化けて潜入捜査をするという
いかにも小説というか、物語的展開で、次々と怪しそうな人たちがやってくると
大変楽しい、サスペンスとして読みたいところが丁寧に盛り込まれているというか、
詰め込まれている感じで、なかなか楽しかったのでありました
特に新キャラと思しき、女性警部補の鮮烈なキャラ付けが素敵で
これが、ある種のキーになるんだろうなと読みつつも、
その良さと悪さの描き方が絶妙で、
序盤の、なんせ印象悪い感じの描き方がずぬけて上手いのがいい
こういう、露悪的な悪者を描かせると本当に冴えるというか、
こういう嫌な感じ、よくあるよなと
実感できてしまいそうな、人間的な嫌なところというのが、ごりごり出てくるのが
相変わらずうまいしよかったと思うところでありました
とはいえ、それもやはりといっていいのか、
刑事としての何彼があってという話に落ち着くという安心もよいが
協力者との関係とか、事件のそれよりも、
そこに携わる人たちの人間関係がやっぱり面白いと
この人の人情話はいいなと思うばかりなのでありました
物語がクリスマスの話なので、
こんなクソ暑い時期に読むもんじゃないなとちょっと反省したけども、
季節感はあんまり関係なくて、ホテルという不思議な空間の楽しさというのが
事件とは別に、雰囲気を醸してくれていてよかったと思ったのでした
一区切りだけど、続編は全然できそうなというか、
むしろそこから新しい話となりそうな結末は
なかなか見事だったと思うのであります