CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

劇場への招待「何日君再来」

2014-11-04 21:00:31 | ドラマ映画テレビ感想
先日、NHKのリクエスト再放送枠にて
深夜にかかるにも関わらず、
見始めたら止まらなくなってしまった
素晴らしい演劇を見たのでレビウ

何日君再来

テレサテンを偲んだ内容ながらも、
中国、台湾、韓国、日本と極東を舞台として、
その間にたわる人種の壁や溝なんかを乗り越えようと
いかにも演劇的なテーマでありましたが
非常に面白かった、というか、テンポ早くて
あれは生で見たら、どんな迫力だったんだろうかと
驚くばかりでありました

主演の筧利夫はもちろんのこと、
驚いたというか、私が知らないばかりだったので
ダイワマンレディの人という認識しかなかった
黒木メイサが、動きにキレがあるというか、
素晴らしかった、あと、物凄いスタイルいいのな
スタイリッシュによく動いていて
飽きのこない舞台でありました
よく動くんだけど、おなか一杯になるとか
そういう感じじゃない、
独特のミュージカルめいたといってもいいのか、
ダンスを交える殺陣は、
見ていて実に面白かったのであります

演者がみんな、汗だくだくだったのが
凄いことだなと思い知らされたのであります
そして、そんな状態でも、
決して噛むこともなく(当たり前なんだろうけども)、
物凄い早口、だけど聞き取りやすい、これが
凄いことだなと感激してしまったのであります、
はっきりと、聞き取りやすい声というのは、
羨ましくて仕方ない、あれは努力で
どの程度までできることなんだろうかしらと
思ったりするのでした

ふんだんに、テレサテンの名曲が出てきて、
アップテンポビートだったり、アレンジもありながら、
テレサ役のen-Rayさんの歌が見事で、
これも生で是非聞いてみたかったなんて
思ったりなんだったのであります

コミカルでありながら、取り扱うテーマは重たくて、
言いたいことといっていいのか、
わかりませんが、それの内容は、考えさせられるところながら、
エンターテイメントとして
ただただ、没頭するように見られるというのが
ステキ極まりないと、
いいもの見せてもらったと感激したのでありました
劇場への招待は、もっと再放送してほしいなぁ
もう一度、吉田鋼太郎さんのを見たいと
思ったりする