京都大不満 著:嵯峨徳子
京都にかかわる仕事をしている関係で、
なんか、京都の不満点なんかを上げつらねた
そんな面白本かしらなんて思いながら読んだんですが
大間違いでした、すげぇまじめな京都の本だった
そんなわけで、肩透かしというか、
思惑と違うことをしてしまったわけですが、
中身は、京都という街について、
これが張りぼてとは言わないけども、
京都というのをなんか、誤解というか先入観というか
よくわからないもので語ることが多い
本当の京都はそうじゃない、
そしてそうじゃないからこそ、そこに日本がある
まぁ、そんな感じでありまして
着物の着こなし方とか、街のあり方とか、
そういう住んでいるところとしての京都について
クローズアップして、あれこれと書いてあって
不満というか、京都をしっかりと紹介しているような
そんな本でありました
京都にいて、語られている京都と違うから不満といったらいいんだろうか
わかりませんが、ともあれ、骨の太い本でありました
よかったというか、恥ずかしながら知らなかったことの一つに、
琵琶湖疏水の話がありまして、あれがどんな一大事業だったか、
そんなことに触れてあって感激したのであります
あれで電力をカバーして、いち早く路面電車を走らせたとか
そうか、そんなすげぇことだったのかと、
目を覚まされたというか、思うところがあったのであります
疎水は結構何回かいったのに、そういう説明のところ
ずっとすっ飛ばしてきたからいけないんですね
水を支配する話だとか、なかなか
面白いアプローチもあってよかったのであります
京都の一面、また別のそれというのも見えるような
そういう気分になれる、よい本でありました
京都にかかわる仕事をしている関係で、
なんか、京都の不満点なんかを上げつらねた
そんな面白本かしらなんて思いながら読んだんですが
大間違いでした、すげぇまじめな京都の本だった
そんなわけで、肩透かしというか、
思惑と違うことをしてしまったわけですが、
中身は、京都という街について、
これが張りぼてとは言わないけども、
京都というのをなんか、誤解というか先入観というか
よくわからないもので語ることが多い
本当の京都はそうじゃない、
そしてそうじゃないからこそ、そこに日本がある
まぁ、そんな感じでありまして
着物の着こなし方とか、街のあり方とか、
そういう住んでいるところとしての京都について
クローズアップして、あれこれと書いてあって
不満というか、京都をしっかりと紹介しているような
そんな本でありました
京都にいて、語られている京都と違うから不満といったらいいんだろうか
わかりませんが、ともあれ、骨の太い本でありました
よかったというか、恥ずかしながら知らなかったことの一つに、
琵琶湖疏水の話がありまして、あれがどんな一大事業だったか、
そんなことに触れてあって感激したのであります
あれで電力をカバーして、いち早く路面電車を走らせたとか
そうか、そんなすげぇことだったのかと、
目を覚まされたというか、思うところがあったのであります
疎水は結構何回かいったのに、そういう説明のところ
ずっとすっ飛ばしてきたからいけないんですね
水を支配する話だとか、なかなか
面白いアプローチもあってよかったのであります
京都の一面、また別のそれというのも見えるような
そういう気分になれる、よい本でありました