フィッシュストーリー 作:伊坂幸太郎
久しぶりに本を読みました
最近は、どうにも、読む暇というか体力がなくて
実際昨日一気に読み上げたところ
そのまま昏倒してしまうというありさまで
頭使うってのに、ほとほと馴れてねぇなと
悲しくなるのでありますが、さておき
少し前の伊坂作品であります
ラッシュライフははずれかしらと思ったが、
死神の精度、ゴールデンスランバーは面白すぎて
この作家すげーなーとか思ってしまっていたところに
もう一本ということで、時代からすると
ゴールデンスランバーの前ということになるんでしょうか
多分、ラッシュライフで出てきたんだよなという
空き巣が出てきたりする
数本の短編がまとまった小説でありました
もともと、この単行本とするために書かれたのではないらしいので
なんというか、通しであれこれ考えられた伏線ではないことが多く
珍しく、伏線回収してないのいっぱいだなぁとか
頭ひねりながら読んでしまったのでありますが
この単行本内では、最初に記されておりました
動物園のエンジン
これが非常によかったのでありました
最初から、無理やりなこじつけで始まるという
推理を聞かされるところからスタートすんだが
このこじつけを、いくつか披露されると
読み手として、そういう伏線でなんか考えておかないといけないのか
なんだ面倒な小説だな、などと思ってしまう(というか思った)んだが
話が進んでいくにつれて
その、一番嫌な感じの推理をきかされていく立場から
もう一人の視点で一緒に考えてみようと、リードコントロールされるような
そんな内容で読みやすかった
後半になると、そのスピードのまま
するするとオチにむかいまして、また
このオチにまつわるというか、オチの描き方が
抜群にうまいなと感心というか、感激してしまうのでありますが
個人的にジャストフィットでありました
なんだ、どうなるんだ、焦らすななんて
思いながら、じっくりと一文一文読んで楽しんだのでありました
そのほかも、単行本名であるフィッシュストーリーも
悪くないんだが、もうひとつある
サクリファイスってのがまたまたよくて
こいつは、続きが気になってしかたない
ゴールデンスランバー読んだときと同じ状態になったのでありました
あと、ポテチってのもよかったのは
よかったんだけども途中で落ちが読めてしまって
なんというか、伏線散らすのもうまいし
そういうしつこいまでのそれこれがある小説ってのを
読み続けてきてしまうと、その伏線を
かってに拾い集めてしまって、そういう話かな?とか
ここで騙されてしまえばいいんだが
いや、そうじゃなく、そういうこと考える暇もなく
話を追えるようなのがいいなぁとか
読み手として、要求するものされるものが
変化してしまうと、小説の力に翻弄されたという体験を
ここに記しておきます
これだと、面白いのかそうじゃないのか
ぜんぜんわかりませんな、いいか、別に
久しぶりに本を読みました
最近は、どうにも、読む暇というか体力がなくて
実際昨日一気に読み上げたところ
そのまま昏倒してしまうというありさまで
頭使うってのに、ほとほと馴れてねぇなと
悲しくなるのでありますが、さておき
少し前の伊坂作品であります
ラッシュライフははずれかしらと思ったが、
死神の精度、ゴールデンスランバーは面白すぎて
この作家すげーなーとか思ってしまっていたところに
もう一本ということで、時代からすると
ゴールデンスランバーの前ということになるんでしょうか
多分、ラッシュライフで出てきたんだよなという
空き巣が出てきたりする
数本の短編がまとまった小説でありました
もともと、この単行本とするために書かれたのではないらしいので
なんというか、通しであれこれ考えられた伏線ではないことが多く
珍しく、伏線回収してないのいっぱいだなぁとか
頭ひねりながら読んでしまったのでありますが
この単行本内では、最初に記されておりました
動物園のエンジン
これが非常によかったのでありました
最初から、無理やりなこじつけで始まるという
推理を聞かされるところからスタートすんだが
このこじつけを、いくつか披露されると
読み手として、そういう伏線でなんか考えておかないといけないのか
なんだ面倒な小説だな、などと思ってしまう(というか思った)んだが
話が進んでいくにつれて
その、一番嫌な感じの推理をきかされていく立場から
もう一人の視点で一緒に考えてみようと、リードコントロールされるような
そんな内容で読みやすかった
後半になると、そのスピードのまま
するするとオチにむかいまして、また
このオチにまつわるというか、オチの描き方が
抜群にうまいなと感心というか、感激してしまうのでありますが
個人的にジャストフィットでありました
なんだ、どうなるんだ、焦らすななんて
思いながら、じっくりと一文一文読んで楽しんだのでありました
そのほかも、単行本名であるフィッシュストーリーも
悪くないんだが、もうひとつある
サクリファイスってのがまたまたよくて
こいつは、続きが気になってしかたない
ゴールデンスランバー読んだときと同じ状態になったのでありました
あと、ポテチってのもよかったのは
よかったんだけども途中で落ちが読めてしまって
なんというか、伏線散らすのもうまいし
そういうしつこいまでのそれこれがある小説ってのを
読み続けてきてしまうと、その伏線を
かってに拾い集めてしまって、そういう話かな?とか
ここで騙されてしまえばいいんだが
いや、そうじゃなく、そういうこと考える暇もなく
話を追えるようなのがいいなぁとか
読み手として、要求するものされるものが
変化してしまうと、小説の力に翻弄されたという体験を
ここに記しておきます
これだと、面白いのかそうじゃないのか
ぜんぜんわかりませんな、いいか、別に