CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

夏雲あがれ

2007-06-13 08:54:10 | ドラマ映画テレビ感想
NHK木曜時代劇枠であります

柳生十兵衛の三作目が
個人的にがっかりで終わってしまったのもつかの間
早くも次の時代劇が始まったのであります
なんというか、予告だけ見て
ああ、動きがある時代劇ぽいなぁと
それだけに心を動かされて観賞したのでありましたが

形容しがたい、いかんともしがたい面白みがある

と、感じ入った次第で
視聴継続を決定したのでありました
とりあえず第一話の感想というか
いや、たぶん、それで全部なんだろうけども
役者が若いせいなのか、
役者さんのことを知らないのはいつものこととして
その画面中からほとばしる若々しさといったらいいのか
さわやかさといったらいいのか・・・
ともかく、なんだろうね、凄いのだ、若さだと思う

そういう具合で、見ているこちらが恥ずかしくなってしまうような
とてつもない爽やかさ加減に面食らったのであります
たぶんあれだ、俺が見ててもにやにやしてしまうこれは
演技がそらぞらしすぎるんだろうか
バカにしている調子になってしまいますが
個人的にとても気に入ったという有様でございます

なんか数年前の新撰組!を見ているかのような
歯がゆいような、青臭いような
そんなのがもりもりと随所に見られて
青春群像劇みたいなふれこみだったと思うのですが
ああ、確かにそうかもしれん
しかし、そんな青春群像は存在しない
と、声高々に宣言してしまいたくなる次第

いや、これがよいのだ
なんか、青臭ぇなぁと笑いながら見られる
これこそ木曜日の8時という疲れた時間帯に
もってこいなのやもしれん

とかなんとか、しっちゃかめっちゃかでありますが
考えながら、いや、感じながら
しかして、殺陣はなかなかよかったのでありました
玄人肌の人が見たら、どこがだよ
とつっこみが入るんだろうけども
やっぱり、若い人の殺陣は力の入り方がよいな
動きも結構危ないなぁと思うように
大きく振り回すし、どたばたと跳ね上がったりもするが
構えが大きくて、振り回しも派手なので好きであります
本来は、あんなに隙だらけじゃダメなんだろうが
時代劇はあれで倒すからよいのだ、きっと

それなりに陰謀めいたものもある様子でありますが
その陰謀を、いわゆる若さで解決したり
大きな声で泣いたり、笑ったり、怒ったりしながら
三人と一人が成長してくはなしだったら
おじさん、最後に泣くかもしれないねと
期待してみていくのでありました

しかし、竜雷太はかっこいい
そして、堺先生の殺陣は未だ健在でありますね