CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

風林火山 越後の龍

2007-06-18 08:38:27 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ風林火山
いよいよ、待ちに待った謙信の登場か

先週、あんだけ盛り上がる次回予告で
本当、どうなってしまうんだろうかと
はらはらしていたのでありますが
驚いた、まさか、予告でほぼ大半の出演が描かれていたとわ・・・

NHKの懐事情というか、やむにやまれなかったのか

思ったりもしましたが
本当、あの部分だけえらく浮いてて
どうしてしまったんだろうかと悩んだ次第であります
それはそれとして、内容は真田太平記みたいで
すこぶる面白かったのであります

とりあえず、謙信はまだ当時14歳なんだそうで
色々無理あるだろうし、まぁ
諸事情があっての登場でありましょうと
今後の活躍に期待したいところ
ただ、やっぱり、どうやっても
なんか一人だけゲームの人というか
仮面ライダーとか、ああいう特撮のように
見えてしまうのだが、心配であります
重厚大河が、仮面ライダーになったら大変困る

それとは別のところで
真田殿の悶着騒動記がよかったです
ステキ、やっぱり真田殿は御仁だわ

感動して見入ってしまいましたが
心憎いほどの演出で、真田殿復興が描かれておりました
ふすまを開けたら、旧家臣共が頭を垂れているなんて
心憎すぎる、いいなぁ、かっこいいなぁ
六文銭のくだりもなかなかかっこよく
なんか聞いた噂では、どっかで窮地に追い込まれた真田軍が
新手が現れたと敵に錯覚させるため
新しい旗として持ち上げたとかなんとか聞いてたが
それはそれ、こっちのほうがずっとかっこいいエピソードでありました

まぁ、なんといっても
あの銭を出した坊主が誰よりもかっこよかったのでありますが
豪快、豪放磊落、ステキだ、ステキすぎる
悪口をあっけらかんと言い放つ坊主という
時代劇というか、こういうのにはたまらんゲストがよかった
真田殿に寺を作ったら偉く取り立ててやるなどといわれて
大笑いしているところとかも
ステキすぎて惚れてしまいました
なんということか
沢庵坊みたいだなぁ
ああいう坊主に葬られたいものであります
と、ここで、もしかしたら勘助はあの坊主に弔われるんだろうかと
ちょっと考えたんだが、んなわけないか

最終回は、天を見つめ、大の字になって死ぬ勘助だろうと
勝手に予想しているところ、坊主の出番は無いですな

と、断片的には面白かったのでありますが
あとは、晴信が黒々としてきたというか
信虎のようになってきたと家臣に言わしめたそれこれが
またまた濃くてよかった、
真田殿のところの爽やかさのかけらもない重臣たちの
重苦しい雰囲気がステキでありました

ただ、なんか今回は見ていてちぐはぐというか
どうもエピソードにつながりが無いというか
話全体がばらばらの印象でありました
私の見方が悪いというか、そうだと信じているからかもしれませんが
唐突に出てきた謙信のせいなんだろうかとも
ちょっと思うところ
ともあれ、今後どうなっていくのか
また、しばらくは謙信出てこねぇんだなと安心というか
なんか、心に妙なものを抱えつつ

来週を待つのであります