ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




少し前の話になって恐縮なのですが、
 
本年、2016年9月7日にglobeさんの20周年記念ライブBlu-rayボックス
 「globe 2 decade - live blu-ray box-

が発売となりました。

なんと、この中に僕が参加した、2000年のKEIKOちゃんのソロツアー「Bloomig Tour」のライブ音源12曲が収められたCDが、収録されているのです。
 
僕にとっても、実に16年ぶりに聴く、KEIKOちゃんのソロツアーのライブ音源です。
後にファンクラブで販売された同ツアーのライブ音源がございましたが、こちらはKEIKOちゃん、および、メンバーのオリジナル楽曲のみの収録となっておりましたので、今回が、初のglobeさんの楽曲での僕のプレイが世に出たことになります。
 
globeさんの映像&音源集ですが、このCDに関してのみは、キーボードは全て僕の演奏ということになります。なんと光栄なことでしょうか
 
この音源を、今日、初めて聴きました。
 
ノーシーケンス(コンピューター類、クリックもは一切使用していません)で、全員、全部、手弾きにての演奏です
 
オルガンソロ、シンセソロもあります。ミニモーグも使っています。
ピアノは、当時はKORGのSG-1DNewを使用しておりました。(懐かしい音がいたします。)
 
 
これが当時のセットの写真です。今でも使っております、このネーム入りのオリジナルキーボードスタンドも、このツアーの為に作ったものでした。

 

このツアーで、今でも、あちこちでご一緒しているギターの木村建さん、のちに一緒にバンド活動も行った松尾和博さんという小室さんの片腕ともいえるお二人のギタリストとの出会いがありました。
ドラムは、こちらも、この後ずっとご一緒させて頂いております、阿部薫さん。この三名の方々、そのまま、globeのサポートメンバーでもありました。
そしてベースが、monoというバンドで今や世界的にも有名になったタマちゃんこと、国司環さん。
そして、当時、globeで大ブレイクを果たし、日本にこの声を知らない人はいないというとてつもない存在だったKEIKOちゃん。
 
・・・で、そこに突然、僕ですからね(笑)。
 
最初の打ち合わせが、KEIKOちゃんの事務所でした。
扉を開けると、木村建さん以外のメンバーがおり・・・思い出しても、緊張しますよ(笑)。
 
でも、本当に本当に、楽しく、信じられないほど、充実した、色々と思い出深いツアーでした。
 
最終日の後に、KEIKOちゃんが書いてくれた、
 
「ケン坊!来年は100本やろうね!」
 
と、書かれた色紙を、今でも持っています。
 
さっき、
 
3曲目のAnytime smokin' cigarette
 
を聴きながら、泣きそうになりました。KEIKOちゃんの歌、凄いです。半端ないです。
 
5曲目の、wanna Be A Dreammaker
 
の熱さも、ものすごいです。この曲の後に「ワン!ツー!スリー!フォー!」とカウントを叫んでるのは、・・・当時31歳の僕です(笑)。
 
 
「ねえ『Joy to the love』はピアノだけで始まるだから、もしかして、カウントいらないんじゃない(笑)」松尾さん
「あっ!そうですね!」
「でも、面白いから、やれば(笑)」とタマちゃん。
「変だけど、いいね(笑)」と、阿部さん。
 
そんな会話が、ありました。
思い出されました。
 
この曲では、各メンバーのソロがあって、僕はミニモーグソロでやったんですねえ・・・。オルガンソロもやってます。
 
 
なんだか、懐かしいとか、そういうレベルではなくて、
 
「こみあげてくるものがある」
 
とは、明後日もご一緒します、木村建さんの言葉ですが、
 
まさに、鳥肌が止まらないです。
 
凄いメンバーです。凄い、音源です。
 
自分が参加しておいていうのもおこがましいですが、ロックしまくってます。
 
 
よろしかったら是非です。
 
一曲だけ、Youtubeで、聴けます。
globe / FACE(KEIKO sings globe @ KEIKO solo tour 2000 Ver.)(globe 2 decade - live blu-ray box -収録)
 
 
しかし、曲が・・・素晴らしい。歌が素晴らしい。
小室さんとKEIKOちゃんの音楽の化学反応は、やはり、やはり、本物です。
 
このようなツアーに参加させて頂けたこと、そしてこうして音源として残して頂けたこと、一生誇りに思います。
 
ではー。


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