
午前中、打ち合わせがありまして、KORGの本社にお邪魔してまいりました。
ちょっと最近、気になるシンセがございます。
それが、こちら「KING KORG」。
2013年の1月でしたか、発売時にも知ってはいたのですが、
なんとなく触手が動かず(何の生き物だよ
)。
でも、昨年の秋ころに、このSnarky Puppy()というバンドのこの曲「Lingus (We Like It Here) 」のキーボードソロを聴きまして、印象が、ガラッ。
勿論、このCory Henryというキーボーディストの演奏が素晴らしいわけですが、
それにしても、
King Korgも素晴らしい。
いいプレイヤーは、本当に楽器と一緒になって音楽を作ってくれますね。
ともあれ、このソロをお聴き下さい(キーボードソロの導入のところから始まります)。Coryの表情がまた最高。
http://youtu.be/L_XJ_s5IsQc?t=4m17s

ちょうど、こんな感じで、下にKRONOSをセットしているのも同じね。
実は、夏前に、こちらでちょっと演奏をする機会があるのですが、今日、その機材選びをしたのです。
何がいいですか、と訊かれまして、
「KRONOS(これはメーカーさんであるKORGさんからのオファーでもありました)と、・・・じゃあKING KORGを」
と、つい(笑)。
今日も、なんとなく、少しだけでも真似してみたくなって、似たような音を探してしまいました。
真似してみたくなるんですよ、ああいう凄い演奏は(できても、できなくてもね
)。
Cory Henryに関しましては、勿論見た目のまま、まだ若い人なのですが、
実はものすごいゴスペル・オルガニストでもあります。
沢山あって、ついつい見てしまうのですが、今日は、もう一つだけ、Coryのハモンドの素晴らしさが良く伝わる動画を紹介しましょう。
「Cory Henry's solo Tribute to Melvin Crispell "Wonderful is your name"」
https://www.youtube.com/watch?v=qLDKGbhr5Ps
すんばらしいですよね
。
キーボード・ヒーロー不在の昨今。
勿論、アメリカでは誰もが知る存在になってきているとは思いますが、日本での知名度は、
・・・特に、今の日本で本場のファンクやゴスペル、フュージョンを聴く文化はほとんどないと思いますので、
まだまだかもしれませんが、ほんと、要注目のキーボーディストです。
こうやって、オルガンとか、ピアノとか、そういうベーシックな楽器がちゃんと弾けて、
なおかつ、シンセもいけちゃう、ってのが素晴らしいですよね。
いやはや、拍手です、ほんと、聴いてて気持ちがいいです

。
ではー。