さむっ。
ってまだ、昨日の自分の発言に寒々しく思っているわけではなく(思えー)、
今日も本当に冷え込みましたねー。
僕は、ずーっと、海藻の一種だと思っていたのですよ。
思い起こせば……もう、大人になるまで、ずーっと……(遠い目で海藻中……もとい、回想中)。
……え、みなさん、知っておられた!?
なんとまあ。
くらげって名前からしても、先入観として、海のものを思い起こしておりましてね、
くらげに似た食感の、海藻なんだとばかり。
だから、海藻コーナーで、買いそうになったり。
かいそう……になったり。
しかも、改装したばかりのスーパーでとか。
回漕式の水槽にあったとか。
かいそうしたばかりのお店のかいそうしきのかいそうコーナーでかいそうをかいそうになったとかどうとか。
ううっ。
「ううっ」、じゃないっつーの。
Wikiに
「属名はラテン語の「耳介」に由来する。
種小名は「ユダの耳」で、ユダが首を吊った木からこのキノコが生えた、という伝承に基づく(英語でもほぼ同様に「ユダヤ人の耳」という)。」
こんなことが書いてありましたので、
「へー」と思って辞書を調べましたら、確かに「Jew's ear」と出てきました。
あと、なんだかわりと普通に、“cloud ear fungus”(クラウド・イヤー・ファンガス。よくわかりませんが、「不透明な耳風キノコ」なのかな)
って出てきましたが、
そんなことはともかく、
これは海草じゃなかった事のほうが僕には驚きで、
実は今でもですね、キクラゲ料理を注文して(大好きなのよ)、
キクラゲが出てきたときに、
「キクラゲだ。これは海草じゃないんだ。キノコなんだ。」
と、頭の中で、コンマ0.0数秒、考えてから、お箸を伸ばすのです。
そして、食べてる時も
「ああ、美味しいなあ、きくらげ。でも、これはキノコなんだよ。」
と、もう一度確認しながら味わっているのです。
……。
僕は、ひょっとして、バ〇なのじゃないだろうか(笑)。
そんなキクラゲが素直にキノコだとは認められない僕ですが、
今日はT京音大で、年内最後の講義をやってまいりました。
楽しかったなあ。
この講義も、勿論毎回、結構プレッシャーもありましたが、とっても楽しかったですし、あと一回で終わってしまうと思いますと、寂しいですなあ。
一月の最終回は……なんとオルガンとミニモーグを持っていっての、弾き倒し講義の予定です(・・・ちゃ、ちゃんと講義ですよ)。
そうそう、まれに、どうしてもC7(シーセブン)とC△7(シーメジャーセブン)の区別がつかない(←これ、音楽で使う“コード”の種類ね)、なぜか間違えちゃう、なんて方がいらっしゃいますが(・・・あ、音大生さんの話ではなくて、コードを学び始めの方の一般論として)、
それは、僕のキクラゲと一緒ですから(・・・えー?)、
弾く前に
「C△7だ。これはC7じゃないんだ。C△7なんだ。」
と思い起こして頂いて、弾いてからも、
「ああ、いい響きだなあ。でもこれはC7じゃなくて、C△7なんだよ。」
とよくよく、味わって(聴いて)頂いているうちに、そのうち、間違えなくなると思います。
あと、たまにしか食べないとまた間違えるので、しょっちゅう食べましょう。
もとい、弾きましょう。
キクラゲを時々食べても、海草とは間違えない皆さまになら、すぐに出来るようになると思います。
僕にもできるのですから。
ではー。