ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




今年の十大ニュース、なんてものをさくっと考えてみましょう。

一応、音楽に関するこという決め込みで、あとはもう、思いつくままになので、順不同になりますがー。

 

・安全地帯さんの30周年記念ライブへの参加。

・玉置さんのブルーノート東京でのソロライブへの、松田さんと二人だけという編成での参加。

この二つは、やはりもう、絶対に外せませんよね。そして、アルバムにも参加させて頂くこともできました。

こういうことが起こり得るから、人生は先が分からないし、そして、楽しいのだと、本当に思います。

生涯に残る、光栄なことでした。

 

やはりライブ関連ですが、

・コルグさんのイベントで沢山の素晴らしいギタリストさんと共演出来たこと。

そうる透さん、鮫島秀樹さんという、やはり中学~高校生の頃にライブやテレビで拝見し、憧れたミュージシャンの方と共に、

短いリハーサルで、ああいった素晴らしいセッションが作り上げられる現場に参加できたことも、素晴らしい財産になりました。

 

・旧友、大矢侑史との再会。

20年も前に一緒にツアーを周っていた、侑さんこと、大矢侑史率いるORIENTAL BOUNDSのレコーディング、ライブへの参加は、

やはり、古くからの仲間や、繋がり、……まさに絆、というようなものを、感じさせてくれる出来事でした。

やはり、同じころにお知り合いになった、松尾宗仁さんのバンド、THE PRODIGAL SONSさんとのライブも思い出深いものになりました。

椎名へきるちゃんで久しぶりの全国ツアーも最高に楽しかったですねえ。来年も楽しみです。

楽器関連になりますが

・CP80Mの弦を全部、グランドピアノの弦に張り替え、ハンマーも取り替えたこと。

・前出のコルグのイベントに出演させて頂いたことで、KRONOS-Xというシンセの最新機種を頂いてしまったこと。

これはもう、ただただマニアックな話になりますので、また今度詳しく(笑)。

 

そしてやはり、なんといっても、

・「緑ちゃん倶楽部」の発足。もう、これなしには今年は語れません。しかもなんと、120名もの沢山の皆さまにご入会頂いたこと(10名様も入って頂けるかどうか、と本当に思っていたのですから。本当にどうもありがとうございます)。そして、僕の個人レッスンが実際にスタートさせて頂くことができ、課外授業まで行えたこと。

もうもう、ただただ、嬉しいです。どうもありがとうございます。

課外授業では、

第一回のゲストに、安全地帯・六土さんをお迎えし、邦楽界の超有名人の三塚幸彦さん、小野美穂子さんのご協力も得られまして、めっちゃくちゃ素晴らしいライブ&イベントが開催できました。またやりたいなー。

第二回は、二日間にわたって、僕の大好きなキース・ジャレットを一緒に聴いて頂くことができ、色々とお話しをさせて頂き、また、ご参加下さった皆さんと一緒に美味しいケーキを食べられたことも、これまたとびきり楽しい時間でした。こういった、小規模な課外授業も、またぜひ定期的にー。

 

・S足学園音楽大学、T京芸術音楽学園高等部で講師を務めることになったこと。

9月から、名門でありますこちらの音大、そして、新しく開校した音楽高校で、講師をさせて頂くことになりました。

すでに5年目となりました、N本工学院での講師のお仕事も、とても楽しく続けさせて頂いております。

若いミュージシャンとの交流は、本当に良いものです。

……ちなみに、気持ちだけは、彼らと同世代のつもりなのですが(←ほんとですよ(笑))。

 

・今年の4月から、T京音楽大学でも、特別招聘(しょうへい)講師として、月に一度のペースで講義を受け持たせて頂きました。

これも本当に勉強になりました。講義には、教授、主任教授、さらには理事長までもご参加下さって、本当に、

……緊張しましたよ(笑)。

 

そして、こちらの講義は、あと来年一月の一回が最終回終わりです。

先日、「一年間、どうもお疲れ様でした」というご連絡を頂きまして、

僕も、「どうもありがとうございました。大変勉強になりました。また、何か機会がありましたら、どうぞよろしくお願い致します。」とご挨拶をさせて頂きました。

 

そしたらですよ……。

 

「そこで、ご相談なのですが、レギュラーでいらして頂くことはできませんか?来年度から。」

 

と言うのです。

「詳しくは、主任教授からお話しさせて頂きたいのですが、お時間を頂戴できますでしょうか?」とおっしゃるので、

 

「はあ……僕は全然大丈夫ですが」と、先日、改めて、お会いさせて頂いたのです。

 

そうしましたら、

 

「川村さん、来年度から、週に一回程度、当大学に教えに来て頂けませんか、客員准教授として。」

 

 

と。

 

この僕が、T京音大の、……准教授

 

 

そして、数日前、こちらの大学の部会の忘年会があるということで、僕も誘って頂き、その会場に行ったのですよ。

小ぢんまりとした、老舗の天ぷら屋さんでした。

 

階段を降りますと、目の前には、服部克久先生が……(←なんか伏字にできない…(笑))。

貸し切りの会場ですから、服部先生の方から「あ、どうも」なんて挨拶をされてしまい……。

そして、服部先生、そして主任教授であられる小六禮次郎先生(奥様は、あの女優の賠償千恵子さん)、難波弘之先生(誰もが知る、キーボーディスト界の重鎮。僕は中学生の時に、難波さんが司会をされていたN〇K教育テレビの音楽番組で、後の師匠・厚見玲衣さんを初めて知ったのです。……そして、大学に僕を紹介して下さった方です。)の隣に座って、一緒に天ぷらを食べた、という。

 

なんなんでしょう、これは

 

というわけで、来年四月より、わたくし、川村ケンT京音楽大学ソングライティングコースに客員准教授として就任することになりました。

“食いしん坊”以外の肩書は、どうも緊張いたします。

 

 

そして、最後、十個目ですが

 

・今年も元気で、キーボードが弾けたこと。そして、こうして、ピアノやオルガンやシンセが大好きでいられていること。

 

これが、一番の嬉しいニュースです。

 

それでは今年も、残り六日。

素敵な年末をお過ごしくださいね。

 

僕は、さすがにそろそろ、大掃除をするモードの準備の前段階に入ってきております

 

ではー。



コメント ( 12 ) | Trackback ( 0 )