映画が中心のブログです!

中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

映画 「マレフィセント」

2014年07月18日 | 日記

   

     ディズニー・アニメの名作「眠れる森の美女」(1959)を、邪悪な妖精マレフィセ
     ントの視点から描き直したもので、アニメでは語られなかったマレフィセントとオ
     ーロラ姫の間にある、隠された物語を明らかにする実写作品です。

     少女時代のマレフィセントは、自分たちの住む妖精たちの森に迷い込んできた
     人間の男の子と淡い恋をします。しかしその男の子は、成長して権力志向の男
     となり、妖精たちの森も侵略しようとするばかりか、遂には王女と結婚して王座
     に就くのです。

     それに激怒したマレフィセントは、王の子として生まれたオーロラ姫に、姫が16
     歳になったら永遠の眠りに落ちるという呪いをかけますが・・・。

     この作品の製作総指揮の任に当たり、自ら主演したアンジェリーナ・ジョリーが
     マレフィセントに、エル・ファニングがオーロラ姫を演じたほか、ジョリーの娘ビビ
     アンが幼少期のオーロラ姫に扮していますがアンジーにそっくりです。
     監督は「アバター」「アリス・イン・ワンダーランド」のプロダクションデザインで、
     アカデミー美術賞を受賞したロバート・ストロンバーグの初メガホンです。

     ディズニー作品らしく、妖精たちが暮らす森の風景とかはとても美しいし、CG
     効果も素敵です。ですがディズニーのアニメはいいけど、実写作品はいつもの
     事ながら融通のきかない筋立てと演出で、いくらおとぎ話だといっても少々不
     満です。

     と、いつものように文句をタレていますが、圧倒的に素晴らしいのはアンジェリ
     ーナ・ジョリーの存在感で、この人が出てくるだけで上記の不満は飛び散るく
     らいです。


コメント
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