映画が中心のブログです!

中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

映画 「ジゴロ・イン・ニューヨーク」

2014年07月29日 | 日記

   

     コーエン兄弟監督作品の常連俳優であり、「トランスフォーマー」シリーズなど
     でも知られる個性派俳優ジョン・タトゥーロが脚本・監督・監督を、そしてウッ
     ディ・アレンを共演に招いてニューヨークを舞台に描いたコメディです。
     期待していた一本なので早速映画館へ。

     ブルックリンで経営していた本屋を潰してしまったマレー(ウッディ・アレン)は、
     花屋を営む友人フィオラヴァンテ(ジョン・タトゥーロ)をジゴロに仕立て上げ、
     寂しい女性に斡旋するビジネスを始めようと思いつきます。

     いくらなんでもと戸惑うフィオラヴァンテを説き伏せジゴロビジネスを開始する
     と、これが予想外に大好評。裕福な女性たちが次々と虜になって行きますが、
     そんなジゴロがある未亡人と本物の恋に落ちてしまい・・・。

     ウッディ・アレンがカメオ出演を除いて、自分の監督作以外に出演するのは、
     「ヴァージンハンド」以来13年ぶりですが、洒落たストーリー全体の狂言回し
     役という役を、実に軽妙にやってのけているのがまず楽しいです。
     からむ女優陣もバイセクシャルの女医にシャロン・ストーン、ジゴロが恋に落
     ちる未亡人にヴァネッサ・パラディという贅沢さも楽しさを倍加させます。

     更にニューヨークの風景が中々のものだし、音楽もいいです。少し辛口で申せ
     ば肝心のジゴロ役であるジョン・タトゥーロがジゴロらしくなくて物足りないのと、
     全体がコメディタッチからやや逸脱した部分があることが難点でしょうか。
     とまあ言っても私的には好きな一本でした。


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