↑ 猿で有名な大分県高崎山で私が撮った写真。
↑ 「婦系図 湯島の白梅」(1955)
藤田佳子さん。本当に優しく律儀な女優さんだったという思い出があります。
彼女は山口県防府市の出身で、松竹歌劇団を経て昭和29年(1954)に大映
入社、デビュー作は「十代の秘密」で、その後に40本近い出演作品がありま
すが、その後は東映に移籍して活躍しました。
大映にいた時に、彼女の結婚相手は私の親友Ｕとばかり思っていたのですが、
その予想は見事に外れました。そして山田真二との結婚・離婚と少しばかり
運命の波を乗り越え、悠木圭子として作詞家デビュー、八代亜紀の「なみだ恋」
が大ヒット。作曲家・鈴木淳氏と再婚してお幸せだそうです。
彼女とは仕事で随分ご一緒しましたが、下関の上映館にご挨拶に行った時、
彼女の郷里である防府市が近いので実家まで車を飛ばし、家族の方々に会
ったこともありますし、何のキャンペーンだったか忘れましたが別府市の高崎
山に二人で出かけたこと、勝ちゃんと一緒に鹿児島に行ったことなど、懐かし
い思い出でばかり。
彼女が東映に移った後も、九州に来れば必ず顔を出してくれたし、そんな折
々も一緒に飲んだり踊りに行ったことなどを思い出しています・・・。
↑↓ 大映に入った頃の彼女
↑ 彼女の達筆ぶり ↑ 下関で藤田佳子、八潮悠子、品川隆二
↑ これを撮影したのは私
↑ これを撮影したのは勝新太郎
↑ これを撮影したのは藤田佳子
↑ 珍しい彼女の舞台姿。前列左から２番目
昨日は広島からのご参加でお疲れ様でした。
私の方こそ楽しく過ごさせていただきました。有難うございます。
いまから東京行きなので、詳しくは書けませんが、帰ったらお土産話をさせていただきますね。
またお会いしましょう。
雷蔵さんの作品を観れる事、けんさんの楽しいお話をまた聞かせていただけることとで、広島から行った甲斐がありました！
大映時代を含めた映画のお話もとても楽しみにしているのですが、現在公開されている映画を御覧になってのコメント、”そうだ！そうだ！”と頷きながら拝見する事が多いので、是非続けて下さいね。楽しみにしています。
私は大映で普通に生きてきた者という自覚なのですが・・・。
5月1日の「宇津井健のお別れ会」には出席します。
羨ましいでーす。
固唾を呑む、初体験ですよ
いいなぁ、いいなぁぁけんさんの人生。
ただ、ただ、羨ましいです。