↑チェコスロバキア当時の変革運動、プラハの春の国民集会で有名なヴァーツラフ広場
↑左前方に見えるのがプラハ城
↑私が泊まったホテルです
↑街のあちこちに塔が ↑古書の貯蔵で有名ストラホフ修道院
↑プラハ城が見えてきました
↑衛兵の交代 ↑「のだめカンタービレ」ロケ地の一つ
↑王様気分
↑聖ヴィート大聖堂の外観と内部です
↑私の年賀状に登場したバンド ↑ロマネスク建築の聖イジー教会
↑チンチン電車から見えた風景、プラハ城も見えます
中央ヨーロッパの旅も最後の目的地であるチェコ共和国の首都プラハに入り
ました。
チェコ共和国の面積は日本の約五分の一、総人口が約1051万人という小さな
国です。首都プラハの人口は約120万人ですが、プラハはボヘミア王国建国以
来の長い歴史を刻む都市であり、14世紀には神聖ローマ帝国の首都として栄
華を極めた街なのです。
主な観光エリアは、街のど真ん中を流れるヴォルダァ川に架かるカレル橋の界
隈、チェコの歴史の舞台となったプラハ城、川の東側にある旧市街は、中世の
歴史建築が多く残っていてロマネスクからアール・ヌーヴォー、キュビスムまで、
あらゆる建築様式が混在した街並みから「建築博物館の街」と呼ばれ、世界遺
産に登録されていますが、プラハはどこを見ても歩いても中世の雰囲気が存分
に味わえる街なのです。
このプラハの宿泊は1968年に勃発したチェコスロバキアの変革運動、いわゆる
プラハの春に際し、国民のほとんどが集まったと言われるヴァーツラフ広場に
面したホテルで、カジノを併設したデラックスホテル。ここに2連泊してプラハの
魅力を堪能しましたが、歩いた順でご紹介したいと思います。
まず、「ストラホフ修道院」は12世紀にボヘミア王ヴラディスラフ2世が建てた修
道院で、現在は民族文学博物館となっていて、有名なバロック様式の図書室で
「哲学の間」「神学の間」には数十万冊という古書が天井に届くほど所蔵されて
います。
ここを出てプラハ城に向かう石畳の道からは、プラハ城や百塔の都と言われる
ように街のあちらこちらに立っている教会の塔が見えます。そして着いたのが
「プラハ城」です。
プラハ城はボヘミア王家の居城と宗教施設一帯を指していて、まさしく世界最
大規模の城ですが、特に存在感があるのは高さ100mの尖塔を持つ聖ヴィート
大聖堂です。
ここをサヨナラして観光客専用の特別貸切チンチン電車で街の中心部を横断
し、「カレル橋」「旧市街」散策に向かいます。
カルレ橋はヴルタヴァ川に架かる橋として最古の歴史を持つゴシック様式の
石橋です。1357年にカレル四世の命で建設が始まり、約60年かけて完成した
もので全長520m、幅10m、アーチの数は15というもの。橋の両側の欄干には、
30体の歴史や歴史上の人物の彫像が並んでいますが、その中の聖ヤン・ネ
ボムツキーの彫像は台座に触ると幸せになれると言い伝えられていて、イタ
リアのベローナにあるジュリエットの右胸に触ると恋が成就すると言われてい
るように、この像もピカピカ光っています。
橋のたもとにある火薬塔はちょうど旧市街への出入り口にあたる場所にあり、
この界隈の人の多さや多彩な建築物を堪能しながら、カフェやレストラン、ショ
ッピングが楽しめます。私はボヘミアンガラス店での買い物に興じました。
写真にもありますが、ここに位置する旧市庁舎はゴシック様式の建物で、壁
面にある天文時計は昼の12時に12使徒の人形が交互に現れる仕掛けにな
っていて、多くの観光客が集まっていました。
そのすぐ横にある旧市街広場は、一日中観光客で賑わっていて、多くの大
道芸人が店開きをしている場所でもあります。
蛇足ですが日本映画「のだめカンタービレ」では、プラハ・ロケが行われてい
て、この旧市街周辺や、カレル橋に火薬塔、プラハ城周辺が登場します。
さてと、7回にわたり長々と書き続けてきた、この中央ヨーロッパの旅日記は
これでおしまいです。有難うございました・・・。
↑先のトンネルをくぐると「カルレ橋」です ↑トンネルを振り返って
↑↓ここからの6枚はカルレ橋の上の光景
↑後方にプラハ城が見えます。
↑先に見える黒い建物が「火薬塔」
↑旧市街の広場が見えてきました
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