「X-MEN」シリーズを代表するキャラクターで、ヒュー・ジャックマンが演じるウルヴァ
リン/ローガンを主役にした「ウルヴァリン」シリーズ第3作です。
長年の激闘で疲弊し、不死身の治癒能力が失われつつあるウルヴァリンことローガ
ンが、絶滅の危機にあるミュータントの希望となる少女を守るため、命をかけた壮絶
な最後の戦いに身を投じる様を描いています。
監督は、シリーズ前作「ウルヴァリン:SAMURAI」も手がけたジェームズ・マンゴールド
で、プロフェッサーX役にはパトリック・スチュワート、物語の鍵を握る少女ローラ役の
新星ダフネ・キーンが共演しています。
もともと荒唐無稽な話だけど、今作は全てが手際よくまとめてあり、シリーズ最高作だ
と思いますが、単なるアクションに加えた娯楽要素満開は、特に脚本と演出が手慣れ
ていたことの結果でしょう、大いに評価します。
ラストは敢えて伏せておきますが、シリーズ最終編であることは確かで、納得して見終
わりました。ヒュー・ジャックマンは当然ながら大熱演ですが、加えて少女役のダフネ・
キーンの存在感も見ものの一つです。娯楽映画の佳作としてお薦め出来る一本です。
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