↑ 後姿が泉流の家元です。
私が日本舞踊を見るのが好きだと言うと、みんな不思議そうな顔をします。
更に長時間じーっと座りながら踊りを見ている私を、信じられないとまで言
うのです。
でも大映時代からこの世界の皆さんとはご縁があったし、大映後も親友の
Tが各流派と深いお付き合いがあるため、踊りの会には私も同行して楽し
ませて貰っているのです。
そんな私ですが、日本舞踊では各流派のトップに君臨するの「家元」「宗家」
のお稽古風景を一度見てみたいと思っていました。
その望みが叶いまして先日、泉流の家元が福岡で、九州各地の主だった指
導者を集め、今年の9月に国立劇場で催される「泉流 宗家 家元 襲名披露」
で地方を代表して出演する方々に、直接お稽古を付けられている光景を拝見
しました。
今回のご披露でご長男の泉秀樹 師が家元に、そして現家元の泉徳右衛門
師(写真後姿の方で、初代家本泉徳右衛門師の長女)が、そのままのお名前
で宗家になられると伺っています。
ご本人の了解を頂いていないので家元のお写真は後姿だけですが、写真は
国立劇場で「吉原雀」を踊る泉徳三照・泉徳乃の親子師匠を指導されている
ものです。
ある時は厳格に、そして限りなく優しく指導されているお姿を拝見し、私の日
本舞踊熱は益々高まるばかりです。
↑ 舞台に上がって指導される家元(後姿)
私は、時々NHKのお昼の日本芸能番組で
みます。(でしか、観ませんが・・)
・・・まったく無知なのですが、ついわからずでも
見入ってしまう踊りがありましたよ。
やっぱり、すごい人だから・・・わからない者でも
目をくぎ付けにしてしまうのかな~と
その時は、かるーく思って観ていましたが。。
後から調べると、とんでもないすごい人だったりと
また、びっくりすることがあります。
でも、それだけ・・・なんですけど(笑)
今日は、徹子の部屋に片岡仁左衛門さんが
元気になられてでていらっしゃいました。
相変わらず、スマートで男前でした。
私は、眠狂四郎というと「片岡孝夫」だったので
昔から大好きな時代劇俳優さんです。笑
けんさんや、大映のかたの前で失礼しました。。
若いころの東京での歌舞伎の話をされていましたが
ちょっと、びっくりしました。
私は、上方歌舞伎のいろいろ・・をあまり知らないので
でも、一言のセリフもありがたいと話されていたので
どれだけ辛い思いをされたのか。。。と
歌舞伎の詳しいお友達でもいれば・・また
いろいろと聞けるのですが。。。まったくいないので
その辺の時代の話が分からないのが・・残念です。
(中村鴈治郎さんが、大映に行くときのあいさつで
中村雀右衛門さんが、涙がでた・・とかいう話も
読んだりして。。)
いろいろと、このころはあったんだな~と想像は
するものの・・・全体がわからずで・・・
なにか、くわしい本でもあれば読みたいのですけれど
ながなが書きました。。
分からずで、なんでも書いてすみません。。
日本舞踊は門前の小僧の私ですが、日本舞踊や歌舞伎に精通している
親友Kのお蔭で、最近は少しばかり判ってきて、踊りの背景にある物語とか、
踊り手の個性とかを併せて見ているので楽しさ倍増です。
雷蔵さんも中村鴈治郎さんも色々あって大映に来た人ですが、
この二人の活躍で大映作品に厚み、深みが出来ました。二人の功績は大です。
今月8日はつぼ合わせで東京に行って参ります!
今回、「泉流 宗家・家元襲名披露」と名称も決定したのですが、二代目泉徳右衛門 師はそのお名前のまま御宗家になられます。
三代目家元も泉 秀樹 師のお名前をそのまま使われます。
敬称を継ぐことも襲名と言って良いようなのです。
ややこしくて申し訳ありません(^^;;
頑張ります!
教えていただいて有難うございます。
早速、本文を訂正しました。