

去年4月の「本郷功次郎を偲ぶ会」、今年5月の「宇津井健を送る会」に私も出
席しました。
どちらの会にも出席すると聞いていたのですが、仕事の都合でどうしても出席が
叶わなかったそうで、従って私も残念ながら会えなかったのが倉石功(1944生れ)
さんです。
彼はミスター平凡コンテストで優勝し、大映のニューフェイスとして入社してきた
人で、いまひとつパッとしない状況が続きましたが、その中でもこれまた雑誌の
イベントで出てきた姿美千子とのコンビ作品「高校三年生」「続・高校三年生」
「制服の狼」「幸せなら手をたたこう」「青いくちづけ」などが若い人たちの間で話
題になりました。
姿・倉石のコンビのキャンペーンなどで、私も何回か一緒に行動したりしましたが、
大きな身体の割には物静かで礼儀正しく優しい彼だったことを記憶しています。
でも残念ながらその頃から大映自体が低迷、映画よりテレビの仕事をという訳で、
大映テレビ室製作の「ザ・ガードマン」にレギュラー出演しましたが、結果的には
これが今なお彼が現役で頑張っておられる基礎を作ったものだと思います。
聞くところによれば近年は舞台にも強い関心を寄せ、盛んにチャレンジしている
そうですし、最近は奥さんの秀子さんと一緒に出演している「大人の極上ゆるり
旅」(テレビ東京系)という旅番組が好評で、相変わらず元気な姿を見せています。

↑ 福岡キャンペーンで、左から姿美千子・倉石功・私

↑ 共演しているテレビの旅番組が好評の倉石夫妻








こんばんは。
暑い日が続きますが、台風の影響は大丈夫ですか?
倉石さんは子供の時だったので、なんとなくですが「スクールウォーズ」に出演されていたのをうっすら覚えています。
最近は旅番組でお見かけしますよね。
またまた田宮さんの話題ですが、最初の悪名を観ることができました。
こってりした関西弁がよく似合っていて、勝新さんとの絶妙なコンビでしたね。
年齢の違いはあっても、遺作の白い巨塔と同一人物とは思えなかったです。
田中徳三監督の解説がありましたが、「女の勲章」の田宮さんを観て、
是非とも悪名のモートルの貞では田宮さんを起用したいと思ったとおっしゃっていました。
「女の勲章」観てみたいです!
そうそう、玉緒さんもめちゃくちゃ可愛かったです。
当時は勝新さんと婚約していた頃のようですので、映画でも夫婦ですし、
なおさら当時は沸き上がったことでしょう。
大映作品は面白くて見たい作品がどんどん増えてきました。
田中監督が、京都撮影所だからこそ、この味のある作品が撮れたとおっしゃっていましたが、
東京撮影所とはまた雰囲気とか、作品のイメージとか違ったのでしょうか。
また、長々とすみません。私の最近の楽しみなもので(*´∇`*)
「悪名」を見ていただいたそうで嬉しいです。あの作品は一部と二部が
特にいいですが二部の方が少し上かな・・・と記憶しています。
田宮も玉緒ちゃんもいいですが、水谷良重(現・八重子)もいい感じでした。
東京と京都の撮影所は、いい意味での競争意識がありましたが、
特にいい職人を抱えていた京都の意識は高かったように思います。
田中徳三監督が亡くなり、池広さんはまだ頑張っていますが、
いま改めて本格的な時代劇を撮らせてあげたい気持ちです。
お父さんがしばらく私の上司でもあったことから、池広監督には知り合い以上の
応援する想いがありました。
そうですね、水谷良重さん演じる悲しい女琴糸もよかったです。
同じ会社でも撮影所が違えばお互い刺激し合うんですね。
悪名では脇役一人でも、味がありました。
このシリーズも少しずつ観ていけたらと思っています。
池広監督のお父さまは大映九州支社の方だったんですね。
監督は眠狂四郎シリーズも撮られているようですが、
田宮さんのファンになってから、
雷蔵さんのことも興味を持ち出してきました。
最近は本当に時代劇も少なくなりましたよね。
私の周りには、時代劇が好きという友達はいません。
私は子供のころから、大河ドラマや、年末恒例の時代劇特番など
よく観ておりましたので、大好きです。
古くさい、とか言われて肩身の狭い思いをしていますので、
こちらで、色々とお話できるのが楽しみです(笑)
池広監督のお父さんは、長く製作畑を歩いてこられた方で、私が九州支社に
赴任した時の九州支社長でした。厳しい方でしたが色々教えていただいた恩人の
お一人です。
時代劇は最近いくらか復調の兆しですが、時代劇を熟知するスタッフが激減しており、
難しい部分が多いようで心配です。