↑ 「セリミエ・ジャーミイ」の外観と内部。
2日間滞在したカッパドキアに別れを告げて、これから215k、約3時間か
けて向かったのはコンヤです。
途中でスタルハンに残っている隊商宿・キャラバンサライ跡を見学してコ
ンヤに着きました。
コンヤは11~13世紀に、セルジューク・トルコの首都が置かれていた町で、
全盛期には政治・文化・芸術の中心地として繁栄しました。
今でもその頃の遺跡やモザイク・レリーフなどが残っていて、美しいイスラ
ム芸術を見学することが出来ます。
前回ご紹介しましたが、コンヤには旋回舞踊のイスラム神秘主義教団「メプ
ラーナ教」の総本山があり、今なお宗教色が色濃く残っています。
宗教的な繋がりからでしょうか、コンヤと京都市は姉妹都市だそうで、バス
の車窓からですが、大きな日本庭園が作られて市民の憩いの場になってい
るのが見えました。
コンヤでの最大の見学先は、16世紀にセリム2世の治世下に建てられた堂
々たる威容のモスク「セリミエ・ジャーミイ」(世界遺産)で、メッカの方向を示
す灰色大理石のミフラーブなど、内部には大理石がふんだんに使われ、大
ドームはオスマン建築の最高傑作と賞賛されている建物です。
このモスクには国の内外から信仰者が集まってくる感じで、しばらくはそんな
人たちの表情を観察していました・・・。
↓ ここからの8枚は「セリミエ・ジャーミイ」にやって来た人たち。
↑ スタルハンに残っている隊商宿・キャラバンサライ跡
↑↓ サライは学生の町でもあります。行き交う若者たち(ここから6枚)
↑↓ コンヤで泊まった「アネモン・ホテル」
↑ 車窓から見えた「日本庭園」
↑ ジュース屋さんになった私。
↑ トルコのデザートはお気に入りでした。ハチミツをたらすパフォーマンス。
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