映画が中心のブログです!

中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

映画 「八年越しの花嫁」

2018年01月18日 | 日記

   

    YouTube動画をきっかけに話題となり、「8年越しの花嫁 キミの目が覚めたなら」の
    タイトルで書籍化もされた実話の映画化です。
    結婚を約束し幸せの絶頂にいたカップル・尚志と麻衣。しかし結婚式の3カ月前、麻
    衣が原因不明の病に倒れ昏睡状態に。尚志はそれから毎朝、出勤前に病院に通って
    彼女の回復を祈り続けて数年後、麻衣は少しずつ意識を取り戻しますが、今度は記
    憶障害で尚志に関する記憶を失っていたのです。2人の思い出の場所に連れて行っ
    ても麻衣は思い出せず、尚志は自分の存在が麻衣の負担になっているのではと考え、
    別れを決意しますが・・・。
    監督は「64 ロクヨン」の瀬々敬久で、「いま、会いにゆきます」の岡田惠和が脚本を担
    当。主演は佐藤健と土屋太鳳。薬師丸ひろ子、杉本哲太らが脇を固めています。

    最近は通常ではない奇異なものとか、マンガの映画化が盛んで辟易としていたのです
    が、この作品は実話を基にした作品です。それでもテレビ的な物語の流れに、いささか
    スローテンポで余計な挿話もあって、そこらあたりを上手くやって少し短縮すれば良かっ
    たのにと思っていますが、土屋太鳳も熱演だし、佐藤健もいいし、珍しくお母さん役の薬
    師丸ひろ子も評価したいです。
    またまた辛口になってしまいましたが、全体に人の善意が覆っていて清々しいし、良心作
    の印象が強く漂い、気持ちよく拝見しました。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする