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中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

大映宣伝部 (9) 大洋映画劇場と大映九州支社

2018年01月15日 | 日記

    

   

   
             ↑ 現在の大洋ビル

    福岡市の中洲は狭い歓楽街の中に、映画全盛期には10館以上の映画館がひしめいて
    いましたが、現在残っているのは大洋映画劇場(4スクリーン)のみです。
    この大洋映画劇場は昭和21年に洋画封切館としてスタート、昭和27年からの8年間は
    大映封切館として私たちはお世話になりました。この間の昭和32年には「銭形平次捕物
    控まだら蛇」が1日の入場客10,388人という驚異的な数字を挙げたこともあります。そして
    昭和33年には大映直営館が出来たため、大洋映劇は再び洋画系に戻った経過があるの
    です。

    大洋映劇の建物の後ろ側は那珂川河畔に向けて大洋ビルがつながっており、当時は1~
    2階がロイヤル本店で、来福したマリリン・モンローが通ったのはこの2階でした。そして3
    ~5階が大映九州支社で3階が営業課と宣伝課、4階が総務経理課、5階が試写室・会議
    室・医務室・宣伝課宣材係が入居していて、大洋劇場とは大映が倒産するまで親戚付合い
    の状況だったのです。
    当時の珍しいスナップで、大洋映画劇場の創業者である岡部重蔵さん、息子さんの岡部章
    一社長、息子さんの現社長と、菅原謙二や若尾文子らと一緒に写った珍しい写真がありま
    すのでご披露します。矢印が岡部一家です。

   

   
             ↑ 何でもありの当時の宣伝課風景
   
             ↑ 私のデスク横にどっかりの藤由紀子




     
コメント (5)
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