映画が中心のブログです!

中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

映画 「ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命」

2018年01月12日 | 日記

   

    第2次世界大戦中のポーランド・ワルシャワで、動物園を営んでいた園長夫妻が、
    ナチの迫害を受ける300人ものユダヤ人の命を救った実話を映画化したものです。
    1939年の秋、ドイツのポーランド侵攻により第2次世界大戦が勃発。ワルシャワでヨ
    ーロッパ最大規模を誇る動物園を営んでいたヤンとアントニーナ夫妻は、ユダヤ人
    強制居住区域に忍び込み彼らを次々と救出し、ユダヤ人たちを動物園の檻に忍びこ
    ませるという驚くべき策を実行します。
    この活動がドイツ兵に見つかった場合、自分たちやわが子の命も狙われるという危
    険な状況にありながら、夫婦はひるむことなく困難に立ち向かって行きますが・・・。

    アントニーナ役を「ゼロ・ダーク・サーティ」「オデッセイ」のジェシカ・チャステイン、ヤン
    役をヨハン・ヘルデンベルグがそれぞれ演じ、マイケル・マケルハットン、ダニエル・ブ
    リュールらが出演しています。監督は24を超える世界の映画賞を受賞した「クジラの
    島の少女」のニキ・カーロ。そしてこの作品は、ジェシカ・チャステインが製作総指揮に
    よるものでもあります。

    映画を見ての感想は、実話の映画化だから仕方がないのかも知れませんが、真面目
    一方の演出と描き方で、もう少し葛藤や抑揚というかメリハリを付けても良かったかな
    と思うほどです。
    とは言うものの、ジェシカ・チャステインの熱演と、時代の背景を垣間見ることができる
    非常に良心的な作品であることを言い残して置きます。





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