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スティーブン・キングのホラー代表作の1つで、1986年作品のリメイクです。監督は
「MAMA」で注目を集めた新鋭アンドレス・ムシェッティのメガホンにより映画化され
ました。
静かな田舎町で相次ぐ児童失踪事件が起きます。内気な少年ビルの弟が、ある大
雨の日に外出し、おびただしい血痕を残して姿を消しました。悲しみにくれるビルの
前に現れた「それ」を目撃して以来、ビルは「それ」の恐怖にとり憑かれてしまいます。
得体の知れない恐怖におびえるのは彼だけではなく、町の子どもたちも「それ」に遭
遇して密を共有することとなったビルたちは、勇気を振り絞り、「それ」と立ち向かうこ
とを決意しますが・・・。
見ていてどんどん面白くなり怖くなってくるホラー映画です。少年たちが力を合わせて
立ち向かっていく過程や友情や、よそ者を排他する人たちの横暴などもよく描かれて
いて物語に上手く入り込んでいて社会批評にも繋がる演出の上手さが感じられます。
原作は実在した殺人鬼が主役でしたが、映画では人間ではないように描かれていて、
それがどうも最後まで引っかかる私でした。それでもホラーの佳作と思う私でもありま
した。