映画が中心のブログです!

中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

映画 「ローガン・ラッキー」

2017年12月05日 | 日記

  

    2013年の「サイド・エフェクト」を最後に映画界から引退し、テレビ界で活躍していたス
    ティーブン・ソダーバーグ監督が、新人レベッカ・ブラウンのオリジナル脚本を映画化し、
    再び長編劇場映画でメガホンをとった映画監督復帰作。アメリカ最大のモーターカー
    イベント、NASCARレースを舞台に、一攫千金を狙った計画に挑む素人強盗団の姿を
    滑稽に描くクライムエンタテインメントです。
    足が不自由で仕事を失い、家族にも逃げられて失意の人生を送るジミー・ローガンは、
    まもなく開催されるNASCARレースのさなかに大金を盗み出すという大胆な計画を練り
    ます。戦争で片腕を失った元軍人で冴えないバーテンダーの弟クライドと、美容師でカ
    ーマニアの妹メリーを仲間に加えたものの、不運続きな自分たちだけでは心もとないの
    で、服役中の爆破のプロ、ジョー・バングに協力を求めますが・・・。
    ダニエル・クレイグ、チャニング・テイタム、アダム・ドライバー、ヒラリー・スワンクらの共
    演が豪華です。

    随分期待して見に行きましたが、いたる所にスティーブン・ソダーバーグ監督らしさはあ
    るものの、素人強盗団の話だからか、あまりにもスマートさが無く、どん臭いと言った方
    が当りです。ご飯を炊いたけどゴツチンご飯になった感じの出来です。この手の作品は
    大きなドンデン返しや胸がすくようなシーンがないと面白く無いのですが、これがほとん
    どありません。
    ダニエル・クレイグが出ていても大活躍する場面は無いし、全てが中途半端な役柄、挿
    話、設定に終わっていて、私的には期待外れの残念作です。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする