映画が中心のブログです!

中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

映画 「マグニフィセント・セブン」

2017年02月14日 | 日記

 

    黒澤明監督の傑作時代劇「七人の侍」(1954)と、同作を西部開拓時代のメキシコに置
    き換えてハリウッドリメイクしたウエスタン「荒野の七人」(1960)という2つの名作を原案
    に描いた西部劇です。
    「サウスポー」の監督アントワン・フークアと主演デンゼル・ワシントンがタッグを組み、ク
    リス・プラット、イーサン・ホーク、ハリウッドで活躍する韓国のイ・ビョンホンらが共演して
    います。
    暴虐の限りを尽くす男に支配されたローズ・クリークの町の人々は、賞金稼ぎのサムを
    中心に、ギャンブラー、流れ者、ガンの達人など7人のアウトローを雇うところから物語は
    スタートします。最初は金のため町を守ることになったサムらだったが、いつしかその目
    的が金だけではなくなっていることに気付きます・・・。

    久しぶりの西部劇でそれなりに楽しかったのですが、脚本のせいか七人が集まる過程
    がおざなりだし、戦闘場面は上出来なのてすが、どちらが味方か敵か判らない乱雑さが
    気になりました。したがって「七人の侍」の匂いなんて程遠い出来です。折角面白くなっ
    た筈の西部劇なのに、一寸残念な気がしてならない作品でした。




コメント
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